災害時にも使える炊飯方法 お米のこびりつきを防ぐライフハックに「これは覚えておきたい」の声

AI要約

台風や大雨などによる自然災害が増加する季節です。停電や断水で日常生活が難しくなることも。防災に役立つ情報を発信する警視庁のXアカウントが、鍋の焦げつきを防ぐ炊飯の方法を再投稿。

災害時に役立つ鍋が焦げつかないお米の炊き方を紹介。クッキングシートを使用して、火気に注意しながらカセットコンロでお米を炊く。

炊飯器に比べ硬めのご飯ができるが、継続すると好みの味に近づけられる。クッキングシートで鍋のお米がこびりつかず、洗う手間が省ける。

災害時にも使える炊飯方法 お米のこびりつきを防ぐライフハックに「これは覚えておきたい」の声

 台風や大雨などによる自然災害が増加する季節です。災害時は、停電や断水などで、普段は当たり前に送れていた日常生活が難しくなることもあります。たとえば、食事の用意。水が不足することから、調理だけでなく後片づけにも苦戦することが予想されます。防災や日常に役立つ情報を発信している、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)は、以前反響を呼んだライフハックを再投稿。この方法を使えば、カセットコンロで炊飯する際に鍋の焦げつきを防ぐことができそうです。

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 災害時に電気が使えず、カセットコンロと鍋を使用して炊飯することもあるでしょう。その場合、鍋底に米粒がこびりついたり、焦げついたりすることも。また、そうなった鍋を洗うのも大変です。

 そこで同課は、2019年4月8日に投稿し、8000件以上の“いいね”を集めた「災害時に役立つ 鍋が焦げつかないお米の炊き方」のライフハックを再投稿。電気・ガス・水道が止まったことを前提に、カセットコンロと鍋でお米を炊く方法を紹介しています。

【用意するもの】

鍋(投稿では土鍋を使用)

カセットコンロ

クッキングシート

お米 2合

水  400ml

【作り方】

1. 鍋にクッキングシートを敷き、お米と水を入れる

2. クッキングシートを直接加熱しないよう、クッキングシートの下にコップ1杯分(約50ml/分量外)の水を入れる

3. カセットコンロをつけて、お米を炊く

 投稿では、「普段使っている電気炊飯器に比べると若干硬めのごはんとなりましたが芯も残らずにおいしく炊けました」と説明。炊飯器と同じクオリティとはいかないものの、「何度かやってみることで、好みの味に近づけられると思います」と綴っています。

 また、クッキングシートを敷いているため鍋にお米がこびりつかず、洗う手間も大幅に省けるようです。ただし、「実際に試す際は、火気に十分注意するとともに、クッキングシートを直接加熱しないように気をつけてください」と呼びかけています。

 真似したくなる炊飯の裏ワザに、引用リポストでは「やってみます。善は急げ」「まさに知恵! これは覚えておきたい」「非常時はもちろん、外での食事(キャンプなど)でも使えそう」などの声が上がっています。

 いざというときにすぐ活用できるよう、自宅で試してみるのもひとつの手です。その際、火の取り扱いには注意しましょう。