【これは使える!】扇風機の風をもっと涼しくする方法、髪に跡がつかないゴムの結び方、余った保冷剤の活用法…生活の便利ワザ10選
生活の中でのちょっとした困りごとを解決するテクニックを紹介。瓶のふたが開かない時の対処法や、冷房効果を上げる方法、ツナ缶のふたを使った簡易ランプの作り方、保冷剤の再利用法など。
実際に試して効果を実感できるテクニックを紹介。冷蔵庫や冷凍庫で使える保冷剤の活用法、エアコンと扇風機を併用した新しい冷房方法など。
普段捨てがちなアイテムを再利用し、生活をより便利にするアイデアを提案。災害時やアウトドアで役立つ情報も含まれている。
日々の生活の中には、小さな“困った”がたくさんある。そんな“困った”を解決するテクニックを専門家に聞き、記者が実際にチャレンジ! 「これは使える」と実感したものを厳選して紹介します。
警視庁のホームページにある「災害対策課ベストツイート集」によると、瓶のふたが硬くて開かないときは、瓶を逆さまにして、真上から手のひらで何度か叩くといいとか。叩いたときの振動で、瓶とふたの間にわずかな隙間があき、そこから空気が入って開けやすくなるようだ。実際に試すと簡単に開けられた。
節約のため、冷房効果が上がるようエアコンと扇風機を併用している人も多いだろう。さらに涼しくなる方法がある。
「ペットボトルに水を8分目まで入れて冷凍室で凍らせます。それを受け皿に置いて扇風機の風を当てると、扇風機の風がペットボトルから出る冷気を飛ばし、“冷風扇”のような効果が」(節約アドバイザー・丸山晴美さん)
机上でミニ扇風機を置いて試すと確かに涼しかった。
「オイルタイプのツナ缶のふたを少し開け、ねじってこより状にしたティッシュペーパーを中にさして油をしみこませ、火をつけると、簡易ランプになります」(丸山さん)
実際に試してみると、確かに火が付いた。5分ほどで消えてしまったが、油はたっぷり残っていたので、ティッシュペーパーを新たにさせば、またランプに(2時間は使えたという人も)。油がなくなるまで繰り返し使える。火力は想像以上に強く、足元を照らすには充分な明るさになる。魚を焼くようなにおいがするのと、火の強さと熱さで持ち運びに不便なのが玉にきず。使用後、中のツナは味が変化していることもなく、おいしくいただけた。災害時やアウトドアで活用できる。
冷蔵や冷凍食品を購入した際に無料でもらえる保冷剤だが、家にたまりやすいので、つい捨ててしまいがち。しかし、こんな再利用法が。
「保冷剤の中身は高吸水性樹脂に水を含ませたもの。保水力が高いので、アロマオイルを加えれば芳香剤になりますし、そのまま置いておくだけでも、脱臭剤として活躍します」(丸山さん)
【1】保冷剤を常温に戻し、柔らかくなったら袋を切って、中身のジェルを容器に移す。
【2】アロマオイルを数滴垂らす。リラックスしたいならラベンダー、虫除けならハッカ油がおすすめ。
【3】かき混ぜて香りを均一につける。下駄箱の中など狭く密閉された場所に置くのがおすすめ。