2035年までにガソリン車の新車販売が禁止されると聞きましたが本当でしょうか? また、もともと持っていた車には乗り続けられますか?

AI要約

2035年までにガソリン車の新車販売が禁止される計画が立てられている。

商用車についても2030年や2040年までに電動車の普及目標が設定されている。

ガソリン車を購入する際は2035年以降は中古車が主な選択肢となる可能性が高い。

2035年までにガソリン車の新車販売が禁止されると聞きましたが本当でしょうか? また、もともと持っていた車には乗り続けられますか?

みなさんの中には、2035年までにガソリン車の新車が販売禁止になることを聞き、不安を感じている人もいるかもしれません。

そこで今回は、本当に2035年までにガソリン車における新車販売が禁止になるのか調べてみました。あわせて中古車やハイブリッド車の販売は禁止になるのか・ガソリン車にはいつまで乗れるのかについてもまとめました。

結論からいうと、2035年までにガソリン車における新車販売を禁止する計画が立てられています。該当の計画は経済産業省のホームページにも記載されており、2035年までに新車販売で100%電動車を実現する予定です。

ただし上記の計画は、あくまでも乗用車のみに該当します。商用車の場合は、以下の計画が立てられています。

・小型車の場合は、新車販売で2030年までに電動車20~30%、2040年までに電動車・脱炭素燃料車100%を目指す

・大型車の場合は2020年代に5000台の先行導入を目指すとともに、2030年までに2040年の電動車の普及目標を設定

なお、東京都に関しては2035年ではなく、2030年までの実現を目標としているようです。

日本政府は、2035年までにガソリン車における新車販売禁止を目指していますが、この計画はあくまでも新車販売のみに関連しています。中古車に関しては、今のところ販売禁止は予定されていないようです。

このことから、2035年以降にガソリン車を購入したい場合は、中古車が主な選択肢となるでしょう。対してハイブリッド車の場合はガソリンを使用するものの、区分としては電動車に含まれるようです。そのため、2035年以降の販売も禁止はされていません。

ただし、あくまでも上記の計画は2024年6月時点でのものです。そのため、今後変更が加えられる可能性がある点は理解しておきましょう。

ガソリン車と電動車のどちらを購入するか判断する材料の一つとして、価格を重視する人もいるでしょう。今回はガソリン車・ハイブリッド車・電気自動車の3つについて、購入価格の平均をまとめました。

・ガソリン車:100~300万円程度

・ハイブリッド車:150~350万円程度

・電気自動車:400~600万円程度

上記のように、ガソリンを使用する量が少なくなるにつれて、新車の購入価格は高くなるようです。そのため、電気自動車の購入価格が初期費用としては最も高くなると予想できるでしょう。

ただし、電気自動車の場合は国からの補助金を利用できる場合もあります。そのため比較する際は補助金も考慮に入れておきましょう。