アメリカ人「何かあったときのために持ち歩いている」 初訪日で購入した日本ならではのアイテムとは

AI要約

演劇関連のアメリカ人が日本を訪れ、歌舞伎やサムライ忍者体験ミュージアムなどを楽しむ。

体験型のアイテムとして、傘の柄が刀のさやになっている折り畳み傘を購入。

日本の雨具文化に興味を持ち、欧米と日本の文化の違いを感じる。

アメリカ人「何かあったときのために持ち歩いている」 初訪日で購入した日本ならではのアイテムとは

 海外へ行くと、自分の国ではあまり見かけないものに興味が湧くことがあります。アメリカから初めて日本へ来たアメリカ人は、体験型ミュージアムで見つけたあるアイテムを購入し、いつも持ち歩くようになったそう。いったい、どんなものを買ったのでしょうか。

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 アメリカのニューヨークから、演劇関連の友人たちと日本へやってきたケイティさん。今回が初めての訪日で、2週間の滞在を予定しています。すでに東京や京都、大阪、奈良をめぐりました。

 東京では、日本人にとっても貴重な経験でもある伝統芸能の歌舞伎を鑑賞。タブレット端末を使い、ストーリも問題なく理解できたといいます。

「仕事柄、歌舞伎にも興味がありました。でも、日本人がそんなに行ったことがないというのは理解できます。私たちにとってのオペラのようなものなのかなって。上演時間も長いですよね」

 日本文化を楽しむなか、京都では「サムライ忍者体験ミュージアム」に足を運んだそう。初訪日ながら、さまざまな体験型のアクティビティーで日本を堪能しています。

 そこでは、日本ならではのアイテムを購入。「傘の柄の部分が刀のさやになっている折り畳み傘なんです」と、すっかり気に入った様子です。

 欧米では降雨の予報が出ても雨具を持ち歩く習慣があまりなく、雨が降ってきてもフードを被ったり、そのまま濡れながら歩いたり、雨宿りしてしのぐ人が少なくありません。一方、日本では、雨予報だと傘や雨具を持ち歩く人も多く、国民性の違いが色濃く出ているようです。

「一昨日買ったんですが、今日も持ち歩いています。何かあったときのために持ち歩いているんですよ」

“粋”なアイテムを手に入れ、日本の旅を満喫するケイティさん。日本の夏は天候の急変が多いですが、折りたたみ傘をうまく活用しながら楽しんでほしいですね。