ロシアが拘束しているアメリカ人記者に禁錮16年の有罪判決 スパイ罪で起訴 身柄交換の取引材料への憶測も

AI要約

ロシアの地方裁判所はスパイ罪でアメリカ人記者に禁固16年の実刑判決を言い渡した。

記者は機密情報収集の疑いがあり、罪を認めなかったものの証拠により有罪が成立した。

身柄交換の可能性が浮上しており、アメリカなど他国の拘束者との交渉が憶測されている。

ロシアが拘束しているアメリカ人記者に禁錮16年の有罪判決 スパイ罪で起訴 身柄交換の取引材料への憶測も

ロシアの地方裁判所はスパイ罪で拘束、起訴されたアメリカ人記者に対して、禁固16年の実刑判決を言い渡しました。

ウォールストリート・ジャーナルのエバン・ゲルシコビッチ記者(32)は2023年3月、ロシアの軍事工場で機密情報を収集したとしてスパイ罪に問われ、当局に起訴されました。

ロシア中部エカテリンブルクの裁判所は19日、非公開の審理で「被告は罪を認めなかったが、法廷に提出された証拠は実刑判決を下すのに十分だった」として、禁固16年の実刑判決を言い渡しました。

ロシア側が今後、ゲルシコビッチ記者をアメリカなどが収監しているロシア人との身柄交換のための取引材料とする憶測も出ています。