猛暑を涼しくおしゃれに攻略！最新トレンド「ナイティドレス」の着こなし方
ナイトウェアをデイウェアとして着用するトレンドが注目されており、今シーズンは特にロマンティックなナイティドレスが人気を集めている。
ナイティドレスは猛暑にも適したスタイリッシュなアイテムであり、様々なスタイリングが可能である。
ヴィクトリア朝風のデザインやフラワーモチーフなど、ナイティドレスは女性らしさを引き立てる要素が取り入れられている。
ナイトウェアをデイウェアとして着用するのは今に始まったことではないし、少なくとも90年代にはすでに定着していた。しかし、今シーズンはファッションインフルエンサーたちが、これまでにないほどロマンティックなナイティドレスのトレンドを取り入れたおかげで、選択肢が爆発的に増えている（『ブリジャートン家』の影響かもしれない）。
ナイティドレスは、猛暑をスタイリッシュに乗り切るための夢のような解決策で、ブランドによってナイトドレスとして表現されているものもあれば、見た目と着心地がナイトドレスのようにデザインされているものもある。
ケイト・モスらが愛用するシルク仕様のスリップドレスは、サンダルと合わせるだけで夏のパーティにピッタリ。ブレザーを羽織ればオフィスワードローブにもなるし、ポロネックのニットを合わせれば秋以降も活躍する。
いっぽうで、あらゆる時代のナイティドレスからインスピレーションを得た、軽くてふんわりとしたスタイルもあり、多くの場合はヴィクトリア朝を思わせるレースの縁取りや、かわいらしい刺しゅう、ガーリーなフリルが施されている。
すべてのナイティドレスに共通しているのは、気温が上昇しても着心地が良く、女性らしさにあふれている点だ。
ファッショニスタのInstagramを軽くチェックするだけでも、ナイティドレスの人気が高まっていることがわかる。フィッシャーマンサンダルやローファー、あるいは光沢のある黒い「ビルケンシュトック」など、ごつごつした“アグリーシューズ”と合わせると、ひときわクールに。
グラストンベリーで、トレンドのバターイエローのナイティドレスを着用したアレクサ・チャンのルックのように、繊細な生地とエッジの効いた重厚なアイテムとのコントラストが着こなしのポイントになる。チャンキーなジュエリーも、ナイティドレスを気取った雰囲気ではなく、よりクールに見せてくれる完璧なパートナーだ。
ナイティドレスのトレンドは、ボーホーの復活とも重なっている。シエナ・ミラーは最近、「クロエ」の2025年春夏コレクションの美しいクリーム色のマキシドレスを着て、新作の西部劇映画『Horizon: An American Saga（原題）』のLAプレミアに登場した。シルクのシャルムーズ生地、レースのインサート、ボディスのフリル、ティアードスカートがあしらわれたこのアイテムは、2024年夏のレッドカーペットでも他とは一線を画すドレスになっている。
