フランス人「日本で暮らしているような滞在がしたい」 仕事を辞めて日本へ 魅了された街とは

AI要約

フランス人カップルが日本での長期滞在を終えて帰国する理由を明かす。

ふたりが特に気に入った街は九州の鹿児島であり、桜島の自然と魅力に魅了された。

アガットさんは、日本滞在を通じて充実した経験を得て、再び訪日した際にはさらに日本の魅力を知りたいとコメント。

フランス人「日本で暮らしているような滞在がしたい」 仕事を辞めて日本へ 魅了された街とは

 旅行をしていて気に入った街が見つかると、また来たいと思ったり、場合によっては移り住みたいと思ったりする人もいるでしょう。訪日経験があるフランス人カップルは、日本の暮らしに憧れ、今回は長期間の滞在を決意しました。日本のさまざまな土地をめぐったなかで、ふたりがとくに気に入った街とは。

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 フランス第二の都市・リヨンから来たアガットさんとロマンさん。ふたりとも再訪日です。約3か月間の滞在をまもなく終え、数日後に帰国する予定とのこと。なぜそんな長期滞在が叶ったかというと、ふたりには並はずれた行動力があったからでした。

「日本で暮らしているような滞在がしたくて、思い切って仕事を辞めて、4月に日本へやってきました」

 ふたりは横浜でアパートを借り、そこを拠点に日本各地を回ったそう。なかでも印象深かった都市は、九州の街でした。

「とくに素敵だったのは鹿児島です。小さな街だけれどなんでもそろっていて、桜島があって、とても気に入りました」

 鹿児島は南九州一ともいわれる繁華街・天文館を有し、黒豚や養殖生産量日本一のウナギなども有名です。

 また、鹿児島のシンボルでもある桜島は、市内の港からたった15分でアクセスすることができます。今でも定期的に噴煙を上げる活火山で、鹿児島県のニュース番組では「降灰予報」という天気予報もあるほど。季節や時間などによって、さまざまな変化を見せるのも特徴のひとつです。

「とても実りある滞在でした。日本もだいぶ暑くなってきたので、そろそろ帰ります」と茶目っ気たっぷりに長期間の日本滞在を振り返ってくれたアガットさん。再び日本へ来た際には、さらなる日本の魅力を知ってほしいですね。