ドライバー職で最も年収が高いのは「タクシー」「バス」「トラック」どの職種ですか?

AI要約

タクシードライバー、バス運転手、トラックドライバーのそれぞれの仕事内容や年収について紹介。

タクシードライバーの平均年収は361万円で、必要な資格は普通自動車第二種免許。

バス運転手の平均年収は取材中でまだ明らかにされていないが、必要な資格は二種免許または一種免許。

ドライバー職で最も年収が高いのは「タクシー」「バス」「トラック」どの職種ですか?

ドライバーの仕事で代表的なのは「タクシードライバー」「バス運転手」「トラックドライバー」などです。

これらは、何となくどのような仕事をするか分かっているものの、どれくらいの年収かは知らない人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、タクシー・バス・トラックのドライバーがそれぞれいくらくらい年収をもらっているのか、また仕事内容や必要な資格についてご紹介します。

「タクシー」「バス」「トラック」それぞれの運転手は、仕事内容が異なり、年収にも違いがあります。それぞれの仕事内容と必要な資格・年収を比較してみましょう。

◆タクシードライバー

タクシードライバーに必要な資格は「普通自動車第二種免許」です。二種免許とは、営利目的で利用者を目的地まで乗せる場合に必要な資格で、通常タクシーは、普通自動車第二種免許で運転できます。車両の大きさによって、中型・大型が必要となる可能性もあるでしょう。

タクシードライバーの給与形態の多くは、売り上げや走行距離によって給料が変わる歩合制です。中には、基本給(固定給)+歩合制を採用している会社もあります。厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によると、企業規模10人以上の会社におけるタクシードライバーの給与は以下の表1のようになります。

※厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」を基に筆者作成

年収はおよそ361万円で、国税庁が「令和4年分民間給与実態統計調査」で発表した、労働者の平均給与458万円を100万円近く下回っています。

◆バス運転手

バス運転手といっても、路線バスや高速バス・スクールバスなどさまざまな種類の職業があり、勤務時間や休日の取り方などは、それぞれの職種によって異なります。

これらの仕事は、営利目的で利用者を乗せるのか、非営利目的かによって必要な資格が異なります。営利目的の場合は、運転するバスのサイズに合わせた二種免許が必要です。非営利目的の場合は、一種免許でバスのサイズに合った免許が必要となります。

どちらにしても、大型免許まで取得しておいた方が仕事の幅が広がり、より給与の高い職業を選びやすくなるでしょう。バス運転手の平均年収は、表2のようになります。