ルイ・ヴィトン、グランドセイコー…“細部が凄い”2024年最新時計6選

AI要約

エネルギー漲る腕時計を紹介。今回は「神ディテール」で推す!

腕時計の小さな世界を楽しむことの魅力。

時計沼から抜け出せなくなる可能性。3つのディテールに注目したモデル紹介。

ルイ・ヴィトン、グランドセイコー…“細部が凄い”2024年最新時計6選

どこかひとつでも激烈に推せる個性があるだけで、人生の伴侶たる最良の1本となりうる。6つの推せるポイント別に、エネルギー漲る腕時計を一挙紹介。今回は「神ディテール」で推す!

わずか5センチ四方にも満たない腕元の小さな世界。そこでの存在感を楽しむ腕時計とは、自己満足の極致なのかもしれない。

だからこそ、「神は細部に宿る」という言葉どおり、職人の手仕事や圧倒的に繊細な仕上げといった神がかったディテールを堪能することは、時計好きにとって最も楽しい瞬間であるといってもいい。また、細部にはブランドの哲学や美意識が垣間見られ、そこに共感することは自分の世界を広げることにも通じる。

誰に見せびらかすものでもない、果てしないディテールの追求。それを知ってしまったら、時計沼から抜けだせなくなることは間違いない。

これまでコンプリケーションのみの展開だった「エスカル」に、新たに3針モデルが登場。ダイヤル中央部はモノグラム・キャンバスのテクスチャーをスタンピングするほか、トランクの角を補強するパーツからインスパイアされた意匠を施すなど、アイコニックなディテールが満載だ。

自動巻き、18KRGケース、径39mm。各¥4,147,000(ルイ・ヴィトン)

日本の美しい自然をダイヤルに閉じこめた、グランドセイコーの意欲作。新規設計の機構によって巻き心地のよさも評価される本モデルは、製造拠点である岩手県、平庭高原に群生する白樺の樹皮を模した型打ちパターンが特徴だ。

手巻き、ブリリアントハードチタンケース、径38.6mm。¥1,452,000(グランドセイコー)

新コレクション「カット」は、立体の「丸」と平面の「円」を組み合わせて、それぞれの魅力を引きだした独創的なデザインが魅力。正面からはサテン仕上げ、サイドからはポリッシュ仕上げが覗く。1時半位置のリューズにはHの文字があしらわれている。

自動巻き、SSケース、径36mm。¥1,024,100(エルメス)