【ガーデニング】この夏、庭で育ててみたい《ちょっと気になる白い花》6選
夏の庭に咲く白い花を6つ紹介。それぞれの特徴や育て方を解説。
ブッドレア、ルリマツリ、クチナシなど涼しげな花々を紹介。
価格や植え付け適期も記載。自分の庭に取り入れたい白い花を見つけよう。
暑い季節に咲く白い花は、涼しげで夏空によく映えます。通勤中や散歩中に、ふと見かけた白い花が気になり「名前を知りたい」「育ててみたい」と思うこと、ありませんか?
そこでこの記事では、夏の庭に咲くちょっと気になる白い花を6つご紹介します。自分の家の庭にお迎えしたい方のために、参考価格や植えどきもお伝えするので、参考にしてくださいね。
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・ブッドレア
・ルリマツリ(プルンパゴ)
・クチナシ
・ガウラ(ハクチョウソウ)
・クレオメ(セイヨウフウチョウソウ)
・タマスダレ
それでは、いつも気になっているお花があるかどうか、探してみましょう。
●ブッドレア[落葉低木]
夏から秋にかけて、長い円錐形の花を咲かせるブッドレア。花から漂う甘い香りと蜜に誘われて蝶が集まることから、英語では「バタフライブッシュ」と呼ばれています。
花色は白以外にも定番色である青や紫などがあり、涼しげでよい香りのするお庭をつくれる植物。風に揺れる花穂が素敵で、ナチュラルガーデンにぴったりです。
植え付け適期は春。日当たりと風通しのよい場所に植えると花付きがよく、病虫害も防げます。成長が早いので、毎年新芽が出る直前に剪定を行いましょう。コンパクトに育てられる矮性品種もあります。
※参考価格:500~1800円前後(3.5号ポット苗)
●ルリマツリ(プルンパゴ)[常緑低木(半つる性)]
ルリマツリは初夏から秋まで長い期間、清楚な花を咲かせます。白以外に、爽やかな青の花色もあり、暑い夏に嬉しい涼しげな花が魅力です。
半つる性でこんもりと育つため、支柱を立ててスタンダード仕立てにしたり、フェンスやアーチなどに誘引したりして楽しまれています。洋風の、おしゃれでかわいらしい庭によく合う植物です。
植え付け適期は、遅霜の心配がなくなる春の終わりころ。日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。南関東以西の暖かい地域では屋外で越冬できますが、霜が降りると落葉することがあります。成長が早いので、生育期にはこまめに剪定しながら育ててください。
※参考価格:300~800円前後(3~3.5号ポット苗)
●クチナシ[常緑低木]
梅雨時から初夏にかけて、甘い香りを漂わせるクチナシ。真っ白な花と明るくつやつやした葉が清楚な雰囲気で、初夏のお庭を爽やかな雰囲気にしてくれる庭木です。樹高が低く花が小ぶりなコクチナシや、バラのような花が咲く八重咲の品種などがあります。
リビングの窓近くや玄関横など、香りを楽しめる場所に植えたい花木。花がたくさん咲いたら切り花にして飾ると、お部屋がクチナシの香りに包まれます。
植え付け適期は春。日陰でも育ちますが、日当たりのよい場所に植えた方がたくさんの花を楽しめます。病虫害がつきやすいため、風通しのよい場所で殺菌殺虫剤を適切に使用しながら育てましょう。寒冷地では鉢植えで楽しみます。
※参考価格:550~1000円前後(3~3.5号ポット苗)