熱中症対策に! 鳴門、伯方、玄界灘、五島灘…100均の「塩飴」も産地で選ぶ

AI要約

100円ショップで買える塩飴のすばらしさについて紹介。

トマト味の塩飴や他の種類、効果などについて詳しく説明。

さまざまな塩飴の種類がある中、夏に役立つ塩飴の選び方や特長を紹介。

熱中症対策に! 鳴門、伯方、玄界灘、五島灘…100均の「塩飴」も産地で選ぶ

【現役店長のホンネ 100円ショップのすぐれもの】#68

 熱中症対策に塩飴はいかがですか。

 塩飴っていうと、そんなに種類はなさそうですが、100円ショップには所狭しと豊富な種類が並べられているんです。

 ちょっと驚きなのがトマト味(塩とまと飴=加藤製菓)のものが売られていること。しかも、トマト系キャンディーカテゴリーでナンバーワン。

 トマト系カテゴリーって何なのって思いますが、売れていると聞くと何だか気になります。なめてみると塩味よりトマト感が強くて、ナンバーワンの理由もうなずけます。トマト好きにはクセになる一品ですよね。

■同シリーズには、パイン飴なども

 何せトマトリコペン、濃縮トマト配合ですから。リコペンは美容効果が高い栄養素の一つで、抗酸化作用があってシミ対策になりますよね。熱中症だけでなく、美容効果も期待できるなんてすてきです! 加藤製菓の同シリーズには、パイン飴、マスカット飴、レモン飴、キウイ飴もラインアップしています。

 塩とまと飴には鳴門の海水を原料とした「鳴門の塩」を使用(1袋当たり0.7グラム)していて塩味もそんなに強くありません。なので、普通に飴をなめる感覚で塩分が補給できそう。もちろん、個別包装になっていて、それぞれ18個ほど入っているのに100円なのでお得感もハンパありませんね。

 CMでおなじみの「伯方の塩」を使用した春日井製菓の「塩あめ」は1粒あたり113ミリグラムの食塩が入っています。「伯方の塩」は瀬戸内海の伯方島の工場で作られていて、海の恵みであるにがりを残したほんのりと甘みを感じる塩。程よい甘さと塩のウマみがマッチしてなめ心地バツグンです。お客さんの声でも「さっぱりしていてハマります」って好評ですね。

 また、「一の塩飴」は福岡の筑豊製菓とのコラボ商品。佐賀県加唐島の玄界灘で生まれた「一の塩」を使用した塩飴です。腸内環境を整える効果が期待できるオリゴ糖入り。塩飴なのですが、蜜のような味わいが楽しめます。塩気が苦手な方にもおすすめの一品ですね。

 さらに、キャンディーでおなじみのリボンが作った「塩あめ」は長崎県五島灘の塩を使用したまろやかな味わい。五島灘の塩は海水由来のマグネシウムを豊富に含んだ塩です。マグネシウムが不足すると骨の形成に影響が出たり、不整脈や高血圧などを引き起こすので、人体には不可欠。これを補給できるのはほんとありがたいですよね。こちらも海の恵み“にがり”を程よく含んでいます。

 一方、飴が苦手という方にはタブレットタイプのものも。カバヤの「塩分チャージタブレッツ」や旺旺・ジャパンの「塩分サポートタブレット」も100円です。

 こうして見ると、一概に塩と言っても全国には種々雑多なものがあることが分かります。この夏は100円塩飴で乗り切りましょう!