不人気な中古外車BMW!!【磨きとペイントでどこまで仕上がる?】Vol.2

AI要約

1987年に登録された初期型のBMW K75Sがガレージに加わった。前オーナーが継続車検を通し、名義変更が終わったが、まだナンバーを取り付けていない。

車体クリーニングには重曹由来のメディアを使用し、エンジン周りをブラスト処理。フレームペイントのダメージ部分は後々補修予定。

メディアを洗い流すために自動車板金工場のスチーム洗浄機を利用し、メディアを完全に洗い流した。

不人気な中古外車BMW!!【磨きとペイントでどこまで仕上がる?】Vol.2

我がガレージの一員に加わったBMWのK75S。1987年度の登録ですが、どうやら初期型のようです。実は、ぼくの手元へ来る数日前に、継続車検を取得していたのが、このKナナゴーでした。前オーナーの名義で継続車検を通して頂いたので、ぼくにとっての最初の仕事は、陸事へ出向いての名義変更になりました。名義変更したものの、実は実は、今のところナンバーを車体に取り付けていないのが、このKナナゴー号なのであります。やっぱり、キレイに仕上げてから、楽しく乗りたいですからね~♪

文/Webikeプラス たぐちかつみ

EZプラストジャパンのラボへ出向き、重曹由来のメディアで車体各部をクリーニング(テスト機で特別に作業させていただいた。スタッフさんありがとうございました)。「EZブラスト」にてエンジン周りを洗浄させていただくことができた。手抜き的かもしれませんが、バイクは美しくありたいものです。クリーニング前には電気系ユニット部品は取り外し、カプラーはテーピングして、さらにコンビニ袋で保護した。作業進行中は重曹由来の白いマジックパウダーが車体やエンジン周りを覆う印象なので、作業完了時や、作業途中の確認時には、水道シャワーでメディアを流して目視確認しよう。

クランクケースやミッションのギヤボックス、スイングアームにインジェクションユニット周辺をEZブラストで徹底的にクリーニングさせていただいた。ビフォー・アフターの違いは想像以上に大きく、肉眼で見た方がわかりやすいと思う。フレームペイントのダメージ部分は、タッチアップで後々補修クリーニングを実践しようと思います。ヘッドカバーやクランクカバー、フロントカバーなどなどは、すべて取り外してからブラスト処理で下地を出し、DIYガンコートペイントで仕上げようと思います。

EZブラスト洗浄を行った数日後、自動車板金工場を営むバイク仲間の工房を訪ね、高温高圧のスチーム洗浄機で、マジックパウダーメディアを完全に洗い流した。重曹由来のメディアは、お湯を掛けることで溶けて、ガスとなって消滅する特性がある。スチーム洗浄機なら、メディアを完璧に洗い流すことができるのだ。やかんに沸かしたお湯をバケツに入れて、昔ながらのエンジンクリーナーガン(負圧吸い上げ式クリーナーガン)で、メディアを洗い流しても良い。