「最初、彼のことは全然タイプじゃなかった」。”友達婚”で幸せになる秘訣

AI要約

未来と成月の結婚物語。友人から始まり、同棲を経てプロポーズへ。

ふたりの仲睦まじさや成長、お互いを支え合う姿が伺える。

結婚を通じて、大人へのスタートを感じる未来さんの言葉。

「最初、彼のことは全然タイプじゃなかった」。”友達婚”で幸せになる秘訣

愛する人と家族になるってどんな感じ? 人生100年時代、結婚だけがスタートではないし、ゴールでもない。

それでもふたりの在り方として「結婚」という形を選んだ夫婦。どんな気持ちで、どんな未来を見据えているのかを取材してきました!

親友みたいに仲よしなふたりの結婚物語

平日は仕事を早く切り上げて家に帰ったり、休日は一緒に近所の公園でまったりしたり。お互いに幸せと感じるポイントが似ていて、無理なく自然に一緒にいられるふたりの関係性から、幸せのヒントが見つかる!

ふたりの結婚までの道のりは?

2020年10月

お互いの友人と4人で遊園地へ

もともと未来さんの友人と、成月さんは友人同士。遊園地へ行ったのは単純に遊ぶためで、これが初めての出会い。

2021年 3月

成月さんから告白、しかし…

友人を交えて遊んだり、ふたりでゴルフに行ったり。仲よしだけれど未来さんは「友達」としか思えず…。

2021年 5月

2回目の告白でおつきあい♡

「こんなに私のことを好きになってくれる人がいるんだ」と未来さんが感動し、おつきあいすることに!

2021年 9月

東京郊外にて、同棲スタート

お互い近くでひとり暮らしをしていたこともあり、同棲は自然と決まった。今も同じ部屋に居住中。

2022年11月

軽井沢旅行にてプロポーズ!

「1年つきあって、結婚するか決断する」と決めていたおふたり。同棲生活の心地よさも決め手となり結婚へ。

社会人になると、比較的出会ってすぐに恋愛対象かそうでないかを決める人が多い。対して未来さんたちは友達期間が長かったため、周りからも「よくつきあったね」と言われたそう。諦めずアタックした成月さんの勇気と、1年で結婚に踏み切った未来さんの決断力が「結婚」という形に♡

指輪はメンテナンスに出しやすい国内ブランド。「ネックレスは職場にも着けて行きやすい♪」(未来さん)

取材中も冗談を言い笑い合うおふたりは、まるで仲のいい親友同士。つきあっていた頃から関係性は変わらず、仲間内でも「ふたりは結婚するよね」というムードがあったとか。

「休日もずっと一緒にいるほど本当に仲よし。でも恋愛と結婚は今でも別物な気がしていて。私、実は最初、彼のことが全然タイプではなかったんです(笑)。一方で『結婚するなら彼みたいな人。ドキドキよりも親友みたいな安心感がいい』とも思っていました。今は休日友達と遊んでいても、夜は彼とごはんを食べたくて家に帰ります」(未来さん)

彼と彼のお父さんと3人でゴルフに行ったり、彼の実家に泊まったり。お互いのご家族との関係や両家顔合わせ、挙式など、プロポーズ後の具体的な動きも気になるところ!

「結婚前から義両親からは実の娘のように扱ってもらっていて、彼も私の家族となじんでくれました。お互いの周りの人たちと関係が築けていたことも結婚の決め手になったと思います。プロポーズ後はすぐに両親に連絡。顔合わせの食事会をして、入籍日を決めて、式場を見に行って…挙式はプロポーズから一年後でした。家族と友達80人で気兼ねなくワイワイできる、理想の結婚式に! 新婚旅行は、今年2月にイタリアへ行きました」(未来さん)

同棲当初は、家事や生活費に関して少しずつ不満が溜まり衝突したことも。どんなに親しい関係でも話し合いは大切。以降、色々なことをルール化していったそう。

「生活費は完全に折半。かかった生活費を家計簿に書き込み、月末に精算して2で割っています。とはいえ雑な部分もあるし、外食に行ったら彼が払ってくれることも多いのが現状。子供ができたら一緒に貯金しようと話しているけれど、今は生活費以外、お財布は別! 気楽です。家事に関しては、キッチン回りは私、トイレやお風呂、洗い物の水回り系が彼。他の掃除や洗濯はテレワークで家にいる私がやることが多いですが、『洗濯干したよ~』とか写真を撮って送って、『ありがとう』と言ってもらえれば満足です!」(未来さん)

互いを知りふたりのペースを見つけていくのは、楽しいばかりではないはず。それでも結婚してよかったと思う瞬間は?

「もしカップルが喧嘩をしたら、別れる、別れないの駆け引きになる。でも夫婦だったら、「じゃあどうしようか」が先に来るんです。自分のために変わってくれたり、誰かのために変わろうと思えたり、人としてお互いに成長した気がします。もちろん人それぞれではあるけれど、私の『大人へのスタート』は結婚してからだったなと思います」(未来さん)