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三日坊主だった「筋膜リリース」を習慣化できたワケ
筋膜リリースを続けるためのポイントや体験談について述べられています。
筋膜リリースの効果や具体的な方法、習慣化のポイントが解説されています。
場所を変えることで新しい習慣づくりがしやすいという提案も行われています。
![三日坊主だった「筋膜リリース」を習慣化できたワケ](/img/article/20240623/6677eab30eafe.jpg)
以前から、下半身の柔軟性のなさが気になっていました。
フォームローラーを購入して自宅で改善を試みたのは過去の話。なかなか習慣にできず、気づけば部屋の置物と化していました。
しかし、ジムには毎週通ってトレーニングをしていたので、いっそのことこのタイミングにと筋膜リリースをやってみることに。すると、2ヶ月ほど継続して続けることができました。
そこでこの記事では、身近な運動を習慣化するためのポイントや気づきを紹介したいと思います。
筆者は、筋膜リリースをするのはトレーニング前のストレッチのタイミング。
ただ、下半身のトレーニングを行なう日は筋膜リリースを行いません。筋肉がリラックスしすぎると踏ん張りが効かない気がして、本来のトレーニングの効果が見込めないからです。
上記の理由から、少なくとも週に1回は筋膜リリースをする時間をつくることができています。
もちろんジムによると思いますが、備品が使えるなら持ち運びの手間もいりません。
ちなみにジムで使用しているローラーは、私が購入したイボイボタイプとは違い、至って普通の丸い筒状のタイプです。
筋肉をほぐす時間はトータルで15分~20分くらい。
ふくらはぎ→太もも(表)→太もも(裏)→腰、そして自重をかけてもう一度太ももを重点的にほぐしています。
慣れてくれば、体勢によってはスマホを見ながらできるようになります。
ひと通り下半身をほぐして通常のストレッチをすると、体が伸ばしやすくなり、マットから立ち上がる時には、下半身の軽さを感じます。
しかし、しばらく日を空けてしまうとすぐに以前の硬さに戻ってしまいます。
筆者の場合、忙しくなったり予定が立て込んだりしてジムに行けなくなると、筋膜リリースもしなくなるため、体の硬さを感じるようになったらそれがアラームだと受け止めています。
このような記事を書いている今も、前回の筋膜リリースから1週間以上経過してしまい、体が悲鳴をあげているところです。
筆者が感じた継続するためのポイントは、場所を変えることでした。自宅だと、いつでもできる環境があるため、「あとでやろう」と先延ばしにしてしまうことが多いと思います。筋膜リリースに限らず、ストレッチやヨガ、筋トレもそうかもしれません。
一方、ジムのように運動をする場所に移動すれば、心身ともに運動のスイッチが入りますし、流れの中で新しい習慣づくりにも挑戦しやすいのではないでしょうか。
新しいことを続けたければ場所を変えてみるのがおすすめです。
──2023年10月18日の記事を再編集のうえ、再掲しています。
文:重田信