まるっこ可愛いすぎる!「ストーンアート」であふれる山! 昭和おじさんも思わず “胸キュン” する「ローカル名低山」レポ

AI要約

矢筈山(西脇市)は注目度が高く、登山道にかわいいストーンアートがある。

登山道は整備が行き届いており、山頂には神社と小屋があり眺望が良い。

小屋では梵鐘を撞いたり、地元登山者と交流できる。アート以外でも楽しめる。

まるっこ可愛いすぎる!「ストーンアート」であふれる山! 昭和おじさんも思わず “胸キュン” する「ローカル名低山」レポ

 兵庫県西脇市にある矢筈山(やはずやま:標高363m)は、近頃ちょっと注目度が高い山だ。

 なぜかというと、登山道にある「ストーンアート」がかわいいから、らしい。そこで矢筈山に行ってみたところ、中年おじさんもキュンキュンしてしまった。

 矢筈山への登山道はいくつかあるのだが、今回はストーンアートが楽しめる矢筈の森公園駐車場からのルートを歩いた。登山道は整備が行き届いており、道標も多く安心だ。

 今回のルートである矢筈の森公園駐車場から始まる「ふれあいロード」は矢筈山山麓に延びている。したがってふれあいロードの起伏はゆるい。ふれあいロードには、山頂に向かう二つの分岐がある。手前がストーンアートが楽しめる「登山ロード」だ。そして奥が「どんぐりロード」である。

 ストーンアートを見たかったので、登山ロードから登り、どんぐりロードから下りるルートを選択した。

 登山ロードは階段の急登。ストーンアートは登山ロード後半から始まる。ストーンアートはかわいいのはもちろん、置き場所にもセンスが光る。

 また登山ロードを上りルートに選んだ理由にもなるが、登りの時にしか気づかない、階段のブロックの穴にもストーンアートがあったりするので気が抜けない。山頂が近付くと「あと◯m」と書いてある応援看板もかわいくなってくる。

 登山でアートを楽しんだというのは初めての体験であった。

 矢筈山山頂には神社と小屋がある。山頂からは西脇の市街地を見下ろすことができ、眺望抜群。山頂にもストーンアートがあちこち隠れているので探してみよう。

 そして忘れてはならないのが以前からある矢筈山名物、小屋にぶら下がっている「梵鐘」。撞いてみるのも一興である。屋根があり、雨天でも安心してお弁当を食べられるため、梅雨の季節も安心だ。小屋は居心地がよいため、休憩時間が長くなりがち。

 また小屋でくつろいでいると、登山回数を競っているという地元登山者たちが、次々と登ってきては気さくに話しかけてくれる。おかげでアート以外でも大いに矢筈山を楽しめた。