園芸コンテストで日本一に輝いた“絵本から飛び出したようなお庭”が必見の価値 取り入れたいアイデアの数々に称賛の声

AI要約

ガーデニングコンテストで日本一に輝いた個人邸を訪問する動画が話題となり、YouTubeに投稿されました。再生数は3万4000回以上を記録しています。

吉村貴美子さん邸はバラと草花を組み合わせたナチュラルガーデンで、毎年オープンガーデンを開催しています。庭のイメージを年ごとに変え、ユニークな世界観を楽しめます。

吉村さんは植物の力を最大限引き出すために、種まき時期や肥料の効果を考慮して庭づくりを行っており、アグロステンマ、チドリソウ、ワスレナグサなどが今年は特に育ちが良いそうです。

園芸コンテストで日本一に輝いた“絵本から飛び出したようなお庭”が必見の価値 取り入れたいアイデアの数々に称賛の声

 ガーデニングコンテストで日本一に輝いた個人邸に訪問する動画がYouTubeに投稿され、話題となっています。記事執筆時点で再生数は3万4000回を突破しています。

 投稿者は、関西から園芸・植物・自然をテーマにした情報を発信しているショクナナさん(@shokunana7)。今回は“トミーのお庭訪問シリーズ第45回”として、同チャンネルのレギュラー講師であり園芸研究家の富山昌克さんが吉村貴美子さん邸へやってきました。吉村さん邸は、なんとガーデニングコンテストで日本一に輝いたこともあり、毎年春にはオープンガーデンを開催しているんだとか。一体どんなお庭が見られるか楽しみです!

 早速、玄関周りでは色鮮やかな花々がお出迎え。吉村さんのお庭はバラと草花を組みわせたナチュラルガーデンです。絵本から飛び出してきたかのような、美しい世界観にうっとりする……。

 吉村さんは毎年、「来年はどんな庭にしようかな?」「どのあたりに今年は種をまこうかな」などを考えながら庭づくりをしているといい、その年ごとに庭のイメージを変えているとのこと。今年はアグロステンマ、チドリソウ、ワスレナグサをメインに種をまき、例年よりも育ちが良いそうです。

 吉村さんによると、種をまいた時期や気候、肥料の効果が重なると、本来の植物の力を発揮してくれるとのこと。ひと際目を引くジギタリスはいつも3月に植えていましたが、今回は昨年10月に地植えをしたことで、スクスクと育ってくれたそうです。早めに植えるのが向いているお花なのかもしれません。

 壁面に咲いた春霞は、最小限のねじクギだけでツルを留めてナチュラルな雰囲気に。ワイヤなどを見せないことで、バラ自ら壁を張っているように見せることができます。そして、その反対側に咲くマダムアルディの真っ白な洗練さがアクセントになっており、自然と出来上がったキャンパスのようです。

 また、繊維やアマニ油で知られるアマの花は、以前まであまり咲かなかったそうですが、今年は30センチほどの円形状に種をまいたとのこと。茎がとても細いので、密集させてお互いに支え合ってもらうことでたくさん花を咲かせてくれました。