大きな伸びをするだけでぽっこりお腹を解消!インナーマッスルを刺激する簡単ストレッチエクサ

AI要約

簡単なストレッチエクササイズを紹介。立ったままお腹を伸ばす動きで腹横筋を刺激。

お腹の4つの筋肉の中でも腹直筋と腹横筋に焦点を当てることが大切。

足を伸ばしたり膝を曲げたりしながら、お腹を伸ばすことでぽっこりお腹を解消。

大きな伸びをするだけでぽっこりお腹を解消!インナーマッスルを刺激する簡単ストレッチエクサ

日頃の運動不足や、加齢と共にぽっこりお腹が気になり始めた人必見!今回は、筋力に自信のない人、運動が苦手な人でもできる、簡単なストレッチエクササイズのご紹介です。立ったままお腹を伸ばすだけ。簡単な動きですが、お腹の奥にある筋肉(腹横筋)まで刺激を届けます。下腹部からお腹全体、気になる部分をまとめてスッキリさせましょう!

■ぽっこりお腹を解消するために意識すべき筋肉とは?

お腹には大きく分けて4つの筋肉が存在します。ぽっこりお腹を凹ませるには、2つの腹筋(腹直筋と腹横筋)を意識することが大切です。

■■腹直筋

腹直筋は、いわゆる6つに割れた腹筋(シックスパック)を作るための筋肉の1つ。体の前面、中心部分に縦にのびるように存在します。背骨を丸めて前屈する動きで作われるほか、正しい姿勢を維持する大切な役割もあります。

■■腹横筋

腹横筋は、最も深層部にある筋肉で、インナーマッスルの一つです。腹式呼吸で息を吐く時に使われ、お腹を凹ませる働きがあります。また、内臓を覆うように存在しているため、スムーズな排便の手助けや、内臓の位置を整えながら守る役割もあります。ヨガやトレーニングで下腹部(丹田)を引き込む時に働き、体幹の安定にも関わる筋肉です。  

■大きな伸びをするだけ!ぽっこりお腹を解消する簡単ストレッチエクサ

お腹を伸ばして引き締める簡単なストレッチです。表層部の腹直筋と共に、インナーマッスルの腹横筋にも意識を向けて行いましょう。

■■やり方

1)足を腰幅程度に開き、姿勢を整えて立つ

2)右脚を後ろに引き、つま先で床を押して膝を伸ばす。骨盤が右に開かないように、正面を向けて安定させる

3)息を吸って両手をバンザイする。安定していたら視線も上に向け、下腹部からお腹全体を伸ばす

4)お腹の奥に意識を向け、呼吸を深めながら10秒キープする

5)脚を入れ替え、反対側も同様にストレッチを行う

■■ポイント

後ろに出した脚をしっかり伸ばすことで、下腹部に刺激が入ります。腹直筋、腹横筋に意識を向けながらしっかりお腹を伸ばしましょう。また、肩に力が入ると呼吸が浅くなります。腕の位置を調整しながら余分な力を抜くことも大切! 深い呼吸を続けながら、大きな伸びをするイメージでストレッチを行いましょう。

ライター/須藤玲子(ヨガ講師)