【前髪なしのボブでつくるひとつ結び】40代は分け目と毛流れが重要！湿気の多い日でもいい感じに成功させるコツ
湿気による髪の広がりを解消するためには、前髪をセンターパートにして表面を巻き、ひとつ結びにすると立体感が出る。
オールバック風のまとめ方よりも、センターパートから前髪を流し、顔周りだけピタッとまとめる方法がおすすめ。
手ぐしで後頭部に向かってまとめることで、ひとつ結びでもハチ張りが目立たず、顔の細見え効果が得られる。
湿気により髪がペタンとしてウネウネするこの時期。ボブのヘアラインが上手くきまらない日は、後ろでひとつに縛るのがラクですね。とはいえ、髪をまとめると若い頃よりも毛量がなく地味で疲れて見えてしまいがち。でも大丈夫! 大人の髪質でもほどよい立体感とニュアンスが出るまとめ方があるんです。前髪なしのボブで作る、ニュアンス感たっぷりのひとつ結びのコツについて解説します。
前髪が長いと、つい手ぐしでオールバックにしてから髪をまとめがちです。もちろんこれが自分のスタイルになっていて、素敵にきまればOK! でも、髪が細く、量も減ったと感じる場合、分け目なしのオールバック風ひとつ結びは、頭頂部が潰れて顔が大きく見えやすいと感じることも……。
そんなお悩みがある人は、まとめる前の仕込みにひと手間加えてみましょう。手ぐしを通す前に“前髪とフロントだけ”、センター分けにしておきます。
さらに髪の表面だけアイロンで巻くと、まとめたときに無造作な凹凸が出てトップに程よいボリュームが生まれます。
ヘアオイルやバームを全体になじませたら、前髪とフロント（青囲み部分）をセンターパートにします。その後ろにあるトップ（オレンジ囲み部分）の髪は分け目をつけず、頭の形に沿うようにフワッと後ろに流します。その後、前髪と顔まわり、表面全体をランダムに巻きましょう。
髪をまとめるとき、前～後ろに向かってオールバックにしがちですが今回はNG! センターパートに分けた左右の前髪の根元に手ぐしを入れたら、後頭部の一番出っ張っている部分か、それより少し下に向かって指を通してから縛ります。耳上を通るイメージでまとめると作りやすいです。
オレンジの矢印に向かって手ぐしでまとめた髪がこちら。トップの髪は触っていないので、この部分は空気感が残っているのがわかります。また、トップに分け目をつけていないので、まとめたときに後頭部のぱっくり割れも防げます。さらに顔周りだけピタッとまとめるテクによってトップの高さが際立ち、ひとつ結びでもハチ張りが目立たず、顔の細見え効果もアップ。
