【オトナの艶語】 読めたらエロい⁉ 中国でもアメリカでも意味が通じる「イケナイ」場所って?

AI要約

「艶語」の読み方クイズを通じて、赤ちょうちんや遊郭などの色っぽい場所に関する言葉について紹介。

英語での同様の表現や「紅灯緑酒」などの熟語についても言及。

様々な文脈での「紅灯」や「紅灯緑酒」の使用例を提示して、それぞれの意味を解説。

【オトナの艶語】 読めたらエロい⁉ 中国でもアメリカでも意味が通じる「イケナイ」場所って?

艶のある言葉=艶語(えんご)の読み方クイズ。ひとりで読んでニヤリとするも良し、宴席のネタにするも良し、文字通り艶っぽいシーンでアイスブレイク的にお使いいただくも良し。

エロ賢いオトナを目指して(?)、艶のある言葉=艶語(えんご)に注目する本連載。第6回のお題はこちら。

答えは「こうとう」。ちょっと易しすぎたでしょうか? 文字通り、赤ちょうちんのように赤い灯りのことでして、広くはそのように明るく照らされた町やエリアのことを指しています。つまりは花街や飲食街のこと。実は先日、アメリカ人に英語で遊郭のあった地域について説明する機会があったのですが、難しくてシドロモドロになっていたところ、彼はひと言、「You mean Red Light?」と。つまり、英語でも花街のことを「紅灯」というのですね。これにはビックリ。

ちなみに、「紅灯緑酒」という表現もありまして、こちらは歓楽や飲酒にふける様子を表す中国由来の熟語。紅灯は、華やかな灯りという意味だと理解できますが、緑の酒とは? 中国では上等な酒の表現として使われるそうですが、筆者は寡聞にしてまだ飲んだことがありません。

1.「きみ、紅灯の巷(ちまた)に溺れるなよ」

 (巷をつけることで、色町や遊郭そのものを強調している用法です)

2.「紅灯緑酒に耽ったあげく、会社をクビになったらしいぜ」

 (何事も、過ぎたるは及ばざるがごとし)