ロンジン「ミニ ドルチェヴィータ」の新作キャッチ! 真面目・適正価格の時計作りが魅力

AI要約

ハイブランド時計の価格が上昇している中、ロンジンの評価が高まっている。

ロンジンは時計の精度や機能性に重点を置きながら、エレガンスと知性も兼ね備えている。

新作「ミニ ドルチェヴィータ」は遊び心を取り入れつつもタイムレスなデザインを守っている。

ロンジン「ミニ ドルチェヴィータ」の新作キャッチ! 真面目・適正価格の時計作りが魅力

歴史的円安もあいまって、ハイブランドの商品の価格はどんどん上がっていっていますね。先日、時計専門誌の編集者さんやウオッチジャーナリストさんとの座談会に参加したのですが、「時計も本当に高くなりましたね」と嘆き合いました(涙)。「10年、いやコロナ禍前くらいまでは、『ちゃんとした時計』の価格の大まかな目安は50万円前後だったけれど、今では肌感覚として100万円くらいですね」と。

そんな昨今、時計のプロフェッショナルの間で改めて高い評価を集めているのが「ロンジン」。スイスの歴史ある名門で、真摯なウオッチメイキングを続けていながら、ユーザーフレンドリーな適正価格を守り続けてくれているこの尊いブランドについて、今回は注目の新作とともにご紹介したいと思います。

1832年に創業し、190年以上もの歴史を誇るロンジン。その長い歳月、ブレることなく「時計の精度」、「正確さ」、「機能性」の向上に心血を注いできたスイスを代表するウオッチブランドのひとつです。

そういった「時計としての本質」の追求と同時に、私が引かれるのは、そこに宿るエレガンスと知性です。現在はファッション界でも「クワイエットラグジュアリー(主張しないぜいたく)」がひとつの大きな潮流ですが、ロンジンの時計はまさにそれ! 特にブランドのアイコン「ロンジン ドルチェヴィータ」は、まさにクワイエットラグジュアリーを体現する存在です。

仕事柄、友人や知人から時計の購入について多くの相談を受けます。社会人が日常で使う時計の場合、私は次のような「基準」を重視して、お答えすることにしています。それは、洗練されたデザイン、時計としての精度・信頼度の高さ、そして適正価格であるということ――。

ロンジンはその全てにかなう現在では稀有(けう)なブランドで、とりわけこのドルチェヴィータは、知的でエレガント、そしてタイムレスなデザインで、働く女性の日常に寄り添ってくれるタイムピースです。

不朽のエレガンスを宿す「ドルチェヴィータ」は、紛れもなくレクタンギュラー(長方形)ウオッチの名品ですが、私がリスペクトするのは、タイムレスなデザインという核は守りながらも、遊び心や時代のムードを演出する新作を積極的にリリースすること。

2023年には、1927年の伝説的モデルと、その系譜を継ぐ1997年の初代「ロンジン ドルチェヴィータ」にインスパイアされた新コレクション「ミニ ドルチェヴィータ」を発表。

縦長なフォルムが印象的な「ドルチェヴィータ」と比べると、少しスクエアに近いケースになって、よりモダンな雰囲気を漂わせます。また、レザーストラップモデルはすべてインターチェンジャブル方式を採用しており、ストラップを自由に付け替えて楽しめるのも魅力です。