ブルーとトゥルーグリーンの表面実装LEDを発表

AI要約

ビシェイジャパンは2024年4月、ブルーおよびトゥルーグリーンの表面実装LEDを発表。MiniLEDパッケージで供給し、前世代品よりも4倍明るい。

新製品は、高輝度InGaNチップ技術を用いて製造、パッケージの外形寸法は2.2×1.3×1.4mm。光度は465nmが440mcd、525nmが2300mcdで、異なる用途に適している。

ESD耐圧やはんだ付け面でも高い性能を発揮。プリコンディショニングや自動実装装置にも対応している。

ブルーとトゥルーグリーンの表面実装LEDを発表

 ビシェイジャパンは2024年4月、ブルーおよびトゥルーグリーンの表面実装LED「VLMB2332T1U2-08/VLMTG2332ABCA-08」を発表した。MiniLEDパッケージで供給する。標準光度は前世代のPLCC-2パッケージ品に比べ4倍も明るいという。

 新製品は、高輝度InGaNチップ技術を用いて製造、パッケージの外形寸法は2.2×1.3×1.4mmである。リードフレームは白色熱可塑性樹脂に埋め込んだ。指向半値角は±60度、視野角は120度で、順方向電圧は標準で2.9Vとなっている。

 20mA時の標準波長が465nmのVLMB2332T1U2-08は、光度が440mcd(代表値)で、煙検知器などに適している。一方、20mA時の標準波長が525nmのVLMTG2332ABCA-08は、光度が2300mcd(代表値)で、フィットネストラッカーや心拍数モニタリングなどの用途に適しているという。

 この他、JESD22-A114-Bに準拠した最大2kVのESD耐圧を実現した。さらに、JEDECレベル2a準拠のプリコンディショニングや、J-STD-020に準拠するIRリフローはんだ付けおよび自動実装装置にも対応している。