LINE WORKS、AI議事録自動作成ツール「LINE WORKS AiNote」を11月下旬より提供

AI要約

LINE WORKS株式会社はAIを活用した議事録自動作成ツール「LINE WORKS AiNote」を発表し、CLOVA Note βの正式版として位置付けられている。

LINE WORKS AiNoteは安心して利用できるようにセキュリティや管理機能が強化され、無料フリープランから有料プランまで提供される予定。

アプリはさらにオプションや機能追加の計画があり、今後の展開に期待が寄せられている。

LINE WORKS、AI議事録自動作成ツール「LINE WORKS AiNote」を11月下旬より提供

 LINE WORKS株式会社は18日、AIを活用した議事録自動作成ツール「LINE WORKS AiNote」を発表した。2022年5月よりβ版として提供されている「CLOVA Note β」の正式版として位置付けられており、11月下旬より順次提供開始される予定。

 LINE WORKS AiNoteは、AIを活用した議事録自動作成ツール。従来のCLOVA Note βは、録音・文字起こしを中心としたシンプルな機能を備えていたが、LINE WORKS AiNoteでは、法人でも安心して利用できるように、セキュリティや管理機能などが強化されるという。

 まずは11月下旬より、毎月300分まで利用できる無料のフリープランを提供。その後、個人事業主向けの「ソロ」、企業(チーム)向けの「チーム」「ビジネス」といった有料プランを2025年春ごろに提供開始するとした。有料プランの価格や文字起こし時間等は現在検討中だ。また有料プランでは今後、文字起こし時間を追加できるオプションや、Web会議連携、AI要約などの機能も追加していく予定。

 なおCLOVA Note βでは、利用者の協力のもとで「サービス品質向上のためのユーザーデータ取得」を行い、そのデータを基に音声認識の精度を向上させてきたが、有料プランのデータについては学習対象外になるとしている。またCLOVA Note βは、2025年3月下旬にβ期間の終了を予定しているとのこと。