ソフトバンクでAndroidスマホの単品購入が不可に!「通信と端末の分離」はどうなる?

AI要約

2024年9月3日現在、ソフトバンクのオンラインショップではAndroidスマホの単品購入ができない状況が続いています。

ソフトバンクは通信と端末の分離方針に逆行した動きを示しており、総務省の規制に合わない状態となっています。

一方、他の大手キャリアではAndroidスマホの単体購入が可能であり、現在も継続されています。

ソフトバンクでAndroidスマホの単品購入が不可に!「通信と端末の分離」はどうなる?

2024年9月3日現在、ソフトバンクのオンラインショップ上でAndroidスマホの単品購入が不可の状態であることが確認されています。

ソフトバンク回線の契約とセットであれば購入できるものの、「スマホだけ買う」が不可能に。本来は回線契約不要で利用できる「新トクするサポート」での端末のみの購入が、突如としてできなくなったことも意味します。

ソフトバンクの方針は、総務省による「通信と端末の分離」の方針に対し、Androidスマホの単品購入不可は逆行した動きにも見受けられます。ソフトバンク以外のキャリアでは依然としてAndroidスマホは購入できるのでしょうか? 具体的に見ていきましょう。

2024年9月3日現在、ソフトバンクのオンラインショップの「ラインナップ(機種のみを購入)」のページを見てみると、端末のみを購入できるのは「iPhone」「iPad」のみ。つまりソフトバンクのオンラインショップでは、2024年9月時点でAndroidスマホの「機種のみを購入」はできない状態です。

一方で機種変更やのりかえ、回線の新規契約であればAndroidスマホでも購入可能。この状態はよく考えると「通信と端末の分離」が実施されていない状態に見受けられます。

2019年から総務省が掲げる、電気通信事業法の改正に基づく「通信料金と端末代金の完全分離(※端末を販売等する際の通信料金を端末の販売等をしない場合よりも有利にすることを一律禁止)」を踏まえて販売ページを改めて見ると、若干の違和感を覚える方も少なくないのでは。

ではソフトバンク以外のキャリアでは、Androidスマホを「機種のみ購入すること」が引き続きできるのでしょうか? 筆者が2024年9月3日現在、確認した限りではソフトバンク以外の大手キャリアはAndroidスマホの端末のみの購入が引き続き可能です。

■ドコモ

NTTドコモのオンラインショップでは、Androidスマホの単体購入が依然として可能です。商品ページの「機種だけ(白ロム)購入の場合はこちら」というリンクから購入手続きに進むことができます。

■au

auでも、Androidスマホの単体販売を行っています。auオンラインショップの商品ページに「オンラインショップで機種のみ購入」というリンクがあり、そこから購入手続きが可能です。

■楽天モバイル

楽天モバイルでもAndroidスマホの端末購入が可能。商品ページでプランを選ばずにカートに追加し、「この内容で申し込む」に進めば購入手続きが可能です。