いよいよリリース「iOS 18」。対応するiPhoneや新機能をおさらい

AI要約

iPhoneの2024年モデルとiOS 18についての注目点。

iOS 18の対応機種や新機能の一部について。

iOS 18の他の改善点や機能強化について。

いよいよリリース「iOS 18」。対応するiPhoneや新機能をおさらい

アップルのイベント「It’s Glowtime」まであと数日。今回誰もが注目するのは、iPhoneの2024年モデルの発表だろう。そして、そのiPhoneには「iOS 18」がプリインストールされる。

だが、ユーザー個々の都合や計画により、今年は買い換えを見送ろうという人も多いことだろう。当然ながら、既存のiPhoneでもiOSをアップデートし、最新の機能を使うことができる。

iOS 18に対応している機種を列記すると、iPhone XR / XS / XS Max、 iPhone 11 / 11 Pro / 11Pro Max、iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max、iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max、iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max、iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max、そして第2世代以降のiPhone SEだ。残念ながら、初代のiPhone SEや、IPhone Xなどはサポートされない。

基本的に、2018年以降に発売されたiPhoneならばiOS 18に対応しているはずだ。ただし、Apple Intelligence機能に関しては、2023年発売のiPhone 15 Pro または iPhone 15 Pro Max か、今回発表される最新のiPhoneでなければ完全には対応しない。

では、それ以外で上に記したiPhoneの各機種でも使える新機能の一部を紹介していこう。まず最初は「パスワード」アプリだ。このアプリはパスワードやセキュリティ関連を含むすべての認証情報を一元的に安全に管理保存するもので、単独アプリとして提供されるようになる。なお本機能は、現在は設定アプリのなかに見つけることができる。パスワードアプリはiPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro間で同期させることができ、WindowsではiCloudアプリを通じて利用できるとのことだ。

「メッセージ」アプリもアップデートされる。iMessagesテキストに書式を設定するオプションが付与可能になるほか、テキストメッセージにアニメーションをつけるテキストエフェクトや、メッセージ送信を予約する「あとで送信」機能が使えるようになる。また、RCSメッセージが使用可能になり、Androidユーザーとの間でもメッセージのやり取りがしやすくなる。

「写真」アプリは、トピック別にライブラリを自動で整理するようになる。また独自のコレクションを作り、固定表示できるようになる。UIも再設計されるが、WWDCで紹介されたカルーセル表示はその後のベータテストで廃止された。

「ホーム画面」のレイアウトを従来よりも柔軟にパーソナライズできるようになる。アプリアイコンのサイズ変更や好みの色に着色するといったことが可能になる。またアプリを個別にロックして起動する際にFace ID、Touch ID、またはパスコードで解除するように設定できるようになる。

「コントロールセンター」も再設計され、ホーム画面を上から下にスワイプするとスムーズにアクセスできるようになる。またホーム画面のアイコン同様に、コントロールの配置やサイズをカスタマイズしたり、コントロールをグループ化することも可能になる。ロック画面状態からアクションボタンを使って、設定したコントロールにアクセスすることが可能になる。

「メール」アプリは自動的にメール内容を分析し、大事と思われるメールを「重要」フォルダに、請求書や領収書などは「取引」フォルダといった具合に仕分け、目的とするメールを探しやすくなる。

「マップ」アプリは、たとえばハイキングに出かける前に事前にルートを設定でき、片道、往復、ループといったオプション項目を設定してルート作成することも可能になる。

他にも多数の改良点がiOS 18には含まれている。地味に有用な機能強化としては、電話アプリに通話音声録音~書き起こし機能などもある。普通に使っているだけでは気づかないような機能の追加やアップデートも含まれているので、いまのうちに予習しておくと良いだろう。

Source: Apple