ECサイトの表示速度ランキングTOP10! アイリスオーヤマが39位→9位に急上昇【ギャプライズ調べ】

AI要約

海外SaaS商社のギャプライズが2024年8月に発表した「国内ネット通販事業者のECサイト表示速度ランキング」によると、ファーマフーズが1位に輝き、多くのサイトがユーザー体験の向上に成功していることが明らかになった。

LCP(最大視覚コンテンツの表示時間)に関する説明やランキング結果、調査方法などの詳細が報告されており、ウェブページの表示速度がユーザー満足度に与える影響が示唆されている。

調査結果をもとに、上位100サイトの情報を詳細に分析し、各サイトの改善点や成功要因が示されている。継続的な最適化が重要であることが強調されている。

ECサイトの表示速度ランキングTOP10! アイリスオーヤマが39位→9位に急上昇【ギャプライズ調べ】

デジタルビジネス支援を行う海外SaaS商社のギャプライズは、「2024年8月 国内ネット通販事業者のECサイト表示速度ランキング」を発表した。

LCPとは

Largest Contentful Paint(最大視覚コンテンツの表示時間)の略で、Googleが定めたCore Web Vitals(ウェブの重要指標)の1つ。ウェブページを開いてから、画面の主要な部分が表示されるまでの時間を測定する。Googleの定める基準値では、ページの読み込み開始から2.5秒以内に表示されればユーザー体験は良好で、4秒を超えるとユーザー体験が低いとされる。

 

調査によると、2024年のECサイトの表示速度ランキング1位は「ファーマフーズ」で、LCPは1.022秒。2位は「大綱」で、前回の4位から2つ順位を上げた。3位は昨年に引き続き「ライフコーポレーション」がランクイン。また、「アイリスオーヤマ」は39位→9位へと大幅に順位を上げ、ウェブサイトパフォーマンスを大きく改善した。なお、今回の調査では、100サイト中75サイトがLCP2.5秒以内を達成している。

 

・ 1-1. 調査期間

2024年8月時点でのデータ調査

・ 1-2. 調査機関(調査主体)

当社調査

・ 1-3. 調査対象

ネット経済研究所【2024年新春版】通販売上高ランキングTOP530のうち上位300社

・ 1-4. 調査方法(集計方法、算出方法)

300社のうち上位100社のデータを集計。

Google社のChrome ユーザー エクスペリエンス レポートの公式データセット(※)を使用。

各サイトのドメインレベルで4G回線かつモバイルデバイスのLCP(最大コンテンツの描画)を比較。

複数のECサイトを運営している場合はいずれか一つのみを対象。

※ を参照