「arrows We2 Plus」クイックフォトレビュー

AI要約

FCNT製のAndroidスマートフォン「arrows We2 Plus」が発表された。NTTドコモ、IIJmio、楽天モバイル、SIMフリーモデルから発売され、外観やカメラ機能、主なスペックを中心に紹介している。

本体外観では、スペースグレイとシャンパンシルバーのカラー、有機ELディスプレイ、メインカメラと超広角カメラ、各種ボタン・端子の配置などが紹介されている。

カメラ機能では、Photoshop ExpressモードやSuper Night Shot、Google Lensなどの撮影モードや編集機能が解説されている。

「arrows We2 Plus」クイックフォトレビュー

 FCNT製のAndroidスマートフォン「arrows We2 Plus」が発表された。NTTドコモとIIJmioから発売されており、楽天モバイルから10月15日に発売される。また、SIMフリーモデルも順次発売されている。

・NTTドコモ(発売中):6万2150円(オンラインショップ)

・IIJmio(発売中、12GB+256GBモデル):5万4800円

・楽天モバイル(10月15日発売):4万9900円

・SIMフリーモデル(順次発売):5万9950円

 本項では、外観の写真やカメラ機能、主なスペックなど写真を中心にご紹介する。

■ 本体外観

 本体カラーは、スペースグレイとシャンパンシルバーをラインアップしている。画面は約6.6インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載。画面の上部と下側面にはスピーカー(横持ちでLRのステレオスピーカーに)が備えられている。

 背面のカメラ部には、上から800万画素の超広角カメラ(F値2.2)と5010万画素のメインカメラ(F値1.8、OIS)、自律神経測定機能で使用するセンサーを搭載。出っ張りは、そこまで大きく感じない。フロントカメラは、画面上のパンチホールに用意されている。

 そのほか、右側面には上から音量ボタンと電源ボタン(指紋センサー内蔵)、右側面上にはSIMスロット(nanoSIMカード+microSDカード)、下側面には3.5mmオーディオジャックとUSB Type-C端子が搭載されている。

■ カメラと作例

 本体背面には、5010万画素メインカメラ(F値1.8)と800万画素超広角カメラ(F値2.2)が搭載されている。メインカメラには、光学手ぶれ補正が搭載されており、手持ち撮影でもぶれにくい。

 撮影モードは、「写真」と「ビデオ」、「ポートレート」とベーシックなものから、アドビ(Adobe)の写真編集ソフトの機能が利用できる「Photoshop Expressモード」や、夜景を美しく撮影できる「Super Night Shot」、シャッタースピードや露出、ホワイトバランス、ISO感度を手動で設定できる「マニュアルモード」を用意している。また、カメラからGoogle検索できる「Google Lens」も、カメラアプリからアクセスできる。

□Photoshop Express

 「arrows We2」シリーズには、アドビの写真編集ソフト「Photoshop Express」による編集機能が搭載されている。

 カメラアプリでも、「Photoshop Expressモード」が搭載され、撮影後すぐに編集画面に移ったり、何もしなくても自動で美しい写真に編集されたりする。撮影後に編集画面に移るが、何もしなければそのままファインダーの画面になる。写真は、もとのものと編集後のものと2枚記録される。

 以下の写真では、左が撮影したデータ、右が自動補正後のデータを掲載する。

□Super Night Shot

 夜景撮影時に、ノイズの少ない明るい写真が撮影できる「Super Night Shot」が用意されている。1度に複数枚のRAWデータを生成し、それらを重ね合わせて処理することで、自然な明るい写真を撮影できる。

■ 主な仕様

 「arrows We2 Plus」の大きさは約162×75×8.5mm、重さは約182g。チップセットは「Qualcomm Snapdradon 7s Gen 2」を搭載している。

 Wi-Fiは、Wi-Fi 6E、BluetoothはBluetooth5.2をサポート。防水・防塵性能は、IPX5/IPX8、IP6Xに対応する。また、泡ハンドソープ洗浄とアルコール除菌をサポートする。

 おサイフケータイは、FeliCaとNFC、生体認証は顔認証と指紋認証(電源スイッチ)が利用できる。