さよならFitbit。今後はPixel Watchに統一
GoogleはFitbitの新モデルを今後リリースしない方針を明らかにした。
Fitbitのスマートウォッチの販売は継続されるが、新モデルは出ない。
Googleのハードシリーズにおいて、FitbitはPixel Watchに統合される可能性が高い。
Google(グーグル)が、今後、スマートウォッチにおいては、Fitbitの新モデルをリリースしない方針であることを明らかにしました。既存のモデルがFitbitスマートウォッチのラストモデルとなります。
スマートウォッチやフィットネストラッカーをGoogle傘下で展開するFitbitブランド。今後、Fitbitの名を冠した新たなスマートウォッチはリリースされないことがわかりました。
米Engadgetのインタビューにて、Fitbitについて語ったのはPixelウェアラブル端末部門担当のSandeep Waraich氏。いわく、Googleのハードシリーズにおいてスマートウォッチ部門を担うのはPixel Watchであり、Fitbitの今後のスマートウォッチはPixel Watchになると。Fitbitファンを意識してか、「ディスコン」や「終了」など明確な表現は避けられていたものの、まぁ、終わりは終わりです。
フィットネストラッカーとして人気のFitbitをGoogleが買収したのは、2021年のこと。
Fitbitのスマートウォッチの最新モデルは、2022年9月にリリースされたFitbit Sense 2、Fitbit Versa 4。初代Pixel Watchがリリースされた1ヶ月前のこと。逆にいえば、Pixel Watchリリース以降、新モデルは出ていません。
新モデルがでないというだけで、ソフトウェアアップデートの保証については触れられていません。現段階では、Fitbitスマートウォッチの販売は継続。少なくとも日本のGoogleストア公式では取り扱いがあります。
今回、Waraich氏が触れたのはスマートウォッチだけ。現状、フィットネストラッカーは継続のようです。現に、去年Fitbit Charge 6が、Google色を強めてリリースされました。
…Pixelファミリーには、(まだ)トラッカーないもんね。
Googleのスマートフォン、スマートウォッチ、イヤフォン、タブレットはすべて「Pixel」の何の下にファミリーでまとめられています。Googleのハードと言えばPixel。
ゆえに、Google傘下のFitbitブランドが消滅するのも時間の問題。Pixelにも同じカテゴリがあればなおさらです。Fitbitファンは、買収後、とくにPixel Watch発表後、覚悟はしていた人も多いはず…。
Source: 9to5Google