グーグルの「かこって検索」、流れている曲のタイトルを調べる機能が展開中

AI要約

Googleの「かこって検索」が登場し、スマートフォンの画面上のものを囲んで検索できるようになった。曲の特定も可能になり、アプリを開かずに素早く情報を得られる。

機能は2023年に登場したが、段階的に展開中で、サムスン製品やGoogle Pixel端末で利用可能。ホームボタンを長押しして音声認識を使い、曲名やアーティスト名を簡単に特定できる。

ただし、一部のユーザーが機能を見つけられない可能性があるため、普及が進められている。Google Pixel端末では同様の機能が数年前から提供されている。

グーグルの「かこって検索」、流れている曲のタイトルを調べる機能が展開中

 近くで流れている曲のタイトルを知りたいとき、ボタンをタップするだけで曲名やアーティスト名を教えてくれるアプリがいくつかある。しかし、より簡単な方法が登場した。Googleの「かこって検索」だ。

 画面上にあるものを丸で囲ったりして検索できる「かこって検索」は、2023年の「Galaxy S24」シリーズで登場し、その後「Google Pixel 8」などさまざまな「Android」搭載デバイスに拡大している。この機能を使えば、商品を買える場所を素早く調べたり、ランドマークを特定したり、看板の文字を翻訳したり、テキストを簡単にコピーしたりできる。そして今回、曲の特定もできるようになった。

 「Shazam」や「SoundHound」などのサードパーティー製アプリを開く必要はなく、スマートフォンのホーム画面をタップするだけで検索を開始できる。

 「かこって検索」の機能拡大については、Redditユーザーがいち早く投稿していた。「Galaxy S23」のユーザーが最近のアップデート後にそれに気づき、他のサムスン製品ユーザーも、その機能を見たと投稿した。しかし、他の多くのユーザーはこれを見つけられなかったため、展開は段階的に進められているとみられる。

 この機能が提供されたデバイスで曲を特定する方法は次の通りだ。まずホームボタンまたはナビゲーションバーをいつも通り長押しして「かこって検索」を起動する。検索バーが表示されたら、音符のアイコンをタップする。音声を認識中であることを示すアイコンがオーバーレイ表示された後、曲名やアーティスト名が表示される。実際の曲だけでなく、自分で歌っても答えが得られるという。

 Google Pixel端末では、数年前から同様の機能「この曲なに?」が搭載されている。こちらはロック画面に曲名を表示するよう設定できるため、端末を手に取らなくても曲を特定できる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。