PR代行で最も成果があった施策は? PRを外注するメリット・デメリットとは?【リンクアンドパートナーズ調べ】

AI要約

リンクアンドパートナーズが実施した「PR代行」に関する調査結果をまとめると、中小・ベンチャー企業と上場企業でのPR活動の違いや代行会社の活用状況、効果などが明らかになった。

調査によると、PR代行を依頼した内容や効果、メリット・デメリット、期間や重要視ポイントなどが示されており、PR担当者にとって参考になる情報となっている。

調査期間や方法、調査人数、対象者などの詳細も記載されており、信頼性の高いデータであることが伺える。

PR代行で最も成果があった施策は? PRを外注するメリット・デメリットとは?【リンクアンドパートナーズ調べ】

リンクアンドパートナーズは、「PR代行」に関する調査を実施した。企業でPRを担当する広報担当者1,018名が回答している。

 

まず、自社で行っているPRについて企業規模別で聞くと、中小・ベンチャー企業では「SNS運用(47.9%)」「プレスリリース(47.4%)」がツートップとなり、上場企業では「プレスリリース」が67.2%で最多となった。

また、PRのコンテンツや運営に関して代行会社を活用した経験があるかという質問では、約8割の担当者が「ある」と回答。PR代行を依頼した内容について具体的に聞くと、中小やベンチャー企業・上場企業を問わず、「プレスリリース」が最も多い結果となった。

外注して最も効果を感じたPRとしては、中小・ベンチャー企業では「イベント企画・運営(19.6%)」「SNS運用(19.0%)」が上位となった一方で、上場企業では「プレスリリース」が27.9%と頭一つ抜けていた。

 

次に、PR代行会社に依頼するメリットを聞くと、「費用対効果が大きかった」が27.2%で1位に。また、ブランドの認知度アップやPR活動の効率化に役立ったという意見も多かった。一方でPR代行のデメリットとしては、「費用が高い」と答えた人が33.7%で圧倒的に多かった。

効果を実感するまでの期間としては、「1ヶ月以上3ヶ月未満」「3ヶ月以上半年未満」が合計で約7割を占めていた。また、PR代行を依頼する際に重要視するポイントとしては、「クオリティ(46.2%)」「費用(44.5%)」と答えた人がそれぞれ半数近くにのぼった。

 

・【調査期間】2024年6月19日(水)~2024年6月20日(木)

・【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMAによるインターネット調査

・【調査人数】1,018人(中小・ベンチャー企業:509人/上場企業:509人)

・【調査対象】調査回答時にPRを担当する企業担当者と回答したモニタ

・【モニター提供元】PRIZMAリサーチ