ロシア補給船「プログレス」、ISSに到着–食料や備品など2.8トンを運ぶ

AI要約

8月17日、ロシアの補給船「Progress」がISSに到着し、約2.8tの荷物を積載した。

Progress 89ミッションはバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、サービスモジュールにドッキングした。

ISSには第71次長期滞在クルーとBoeingのCST-100 Starlinerに搭乗している宇宙飛行士が滞在中。Starlinerで運ばれた2人の地球への帰還時期は8月最終週までに決定される。

ロシア補給船「プログレス」、ISSに到着–食料や備品など2.8トンを運ぶ

ロシアの補給船「Progress」が8月17日、大量の貨物を積載して国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。

 今回のミッション「Progress 89」は、8月14日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から「Soyuz」ロケットで打ち上げられた。17日にロシアのサービスモジュール「Zvezda」(ズヴェズダ)にドッキングした。

 Progress 89には宇宙飛行士向けの備品や食料、その他の物資を含む、約2.8tの荷物が積載されている。内訳は1.2tの食料、装備品、その他の乾物、0.95tの推進剤、0.42tの水などだ。

 ProgressはISSに6カ月間停泊した後、ゴミや不用品を積み込み、大気圏に再突入し燃え尽きる予定だ。

 現在ISSには、第71次長期滞在クルーの7人と米Boeingの宇宙船「CST-100 Starliner」の有人飛行試験(Crew Flight Test:CFT)でISSに搭乗している2人が滞在している。Starlinerで運ばれた2人の地球への帰還時期は8月最終週までに決定される予定だ。