小中高校向け「Adobe Express」の新機能発表、学校で安全に利用できる生成AIを搭載

AI要約

アドビ株式会社は、2024年8月6日に小中高校向けAdobe Expressの最新アップデートを発表した。新しい生成AI機能により、児童生徒の創造性が広がるとともに、ポスターやチラシ、パンフレットの制作が簡単になる。

生成AI機能にはテンプレート生成、ぬり絵生成、テキスト効果生成、画像生成などが含まれ、児童生徒が思い描いたものを簡単に表現できる。さらに、アニメーション化やリアルタイムでのフィードバック機能も追加される。

アップデートでは、音楽やビデオ、アニメーションをプレゼンテーションに追加可能になり、AI倫理原則に基づいて設計されたAdobe Expressでは、学校での利用も問題なく行えるようになっている。

小中高校向け「Adobe Express」の新機能発表、学校で安全に利用できる生成AIを搭載

アドビ株式会社は、「小中高校向けAdobe Express」の最新アップデートを2024年8月6日に発表した。新機能として、学校利用を前提とした生成AIを搭載する。

生成AIのAdobe Fireflyによる新機能では、テキストプロンプトからテンプレートを生成可能で、ポスターやチラシ、パンフレットの制作が簡単になり、児童生徒の創造的な表現の幅が広がるという。

テンプレート生成機能のほかに、ぬり絵生成機能(近日公開予定)やテキスト効果生成機能、画像生成と生成塗りつぶし機能などが含まれており、児童生徒が思い浮かべたものを簡単に画像化できる。また、アニメーション化やリアルタイムでのフィードバック機能も追加する。

また、音楽やビデオ、アニメーション、グラフをプレゼンテーションに追加可能となり、画像の生成や編集をしながらGoogleスライドを作成できる。さらにキャラクターの顔や体を簡単にアニメーション化する機能のほか、Adobe Express iPad版でAdobe Fireflyの生成AI機能やクイックアクション、プレゼンテーション、グラフを使用できるようになるという。

アドビによると、自社のAI倫理原則のもとで小中高校向けAdobe Expressを設計しており、児童生徒や教員が生成したプロジェクトをAIのトレーニングに使用しないことを保証している。

学校での利用に際しては、IT管理者が生成AI機能のオンとオフを切り替えることができるほか、書く力の育成を阻害しないようにAIをテキスト生成に利用していないという。

今回のアップデートは、ぬり絵ページ作成やiPad版アプリなどの一部の機能を除き、近日中に無料で全世界に公開される。