ロボット掃除機が突然進化。腕が生える、そして伸びる

AI要約

最新のロボット掃除機「Roborock S8 MaxV Ultra」は、四隅の掃除が苦手な欠点を克服するために腕を生やした革新的な設計となっている。

このロボット掃除機は、端っこまでしっかりとサイドブラシを使ってゴミをかき込むことができる。さらに、壁際まで水拭きが可能な「壁キワ用モップ」も搭載されており、細かな隅まで徹底的に掃除を行う。

吸引力や水拭き用モップの性能も向上しており、高い掃除能力と技術力を持つこのロボット掃除機は、ロボットの進化の終わりを否定し、新たなステージへの進化を示している。

ロボット掃除機が突然進化。腕が生える、そして伸びる

次のステージへの進化。

最近のロボット掃除機、すごいですよね。水拭きは当たり前ですし、ゴミだって自動回収ドック搭載モデルが増えていて、なんなら洗浄までする「全部入り」なロボットも珍しくありません。

もう、人間の仕事はあらかた自動化されて、さすがにロボット掃除機の進化は一旦終わりを遂げた。~Fin~。

いや、ちょっとまって。ごめん訂正。全然終わってなかった。

「Roborock S8 MaxV Ultra」の登場によって、進化の終わり説は否定されました。なんとこの子、「腕」が生えたのです。

ロボット掃除機の欠点って何だと思います? はい、そうです。四隅がてんで苦手なところ。

まぁしょうがないですよね。ロボットって丸いけど部屋はだいたい四角。“四角い部屋を丸く掃く”とは良く言ったもので、そこは人間が腕を伸ばして掃除機をかける最後の仕事。

…だと思っていたのですが、ロボットが人間に変わって腕を生やしたのです。

…おわかりでしょうか?

届かないなら届くようにすればいいのだ!を物理体なギミックとして実装。

隅っこに差し掛かったときに、みょんっと腕を生やす(伸ばす)ことで、端っこジャストまでしっかりとサイドブラシを当ててゴミをかき込んでくれるのです。

いや、まさかこんなダイレクトな方法で端っこへの弱点を解決するなんて…。でも確かに理にかなった方法ですよね。柔軟な発想と技術力を持って、ロボットの改良、強化、パワーアップ。ロマン解決だなこれ。

さらに、壁際まで水拭きが可能な「壁キワ用モップ」も搭載。隅まで1.68mmまで迫ってしっかり拭き取ってくれる、徹底した端っこ絶対許さないマン。

もちろん、端に強いだけじゃなくてベースの掃除能力もツヨツヨです。

吸引力はシリーズ最高となる10,000Pa。エントリーな掃除機だと2,000Paあたり。前モデル(S7 MaxV Ultra)で5,100Paなので、ほぼ倍というヤケクソなパワーアップ。ラバーブラシにもメンテが楽になる髪の毛除去機構も備わっています。

水拭き用モップは、毎分4,000回の振動で汚れにアプローチ。

最近は回転モップ式のロボットも増えていますが、頑固な汚れには高振動での掃除の方が良いとのこと。なるほどなぁ。