JR西・東海と近鉄、京都駅でAI案内システムの実証実験--複数言語対応、スマホとQRコードで

AI要約

JR西日本、JR東海、近鉄の3社が京都駅でAI案内システムの共同実証実験を開始する。

実験ではQRコードを読み込んで画面上で複数言語で質問をすることで案内を受けられる。

システムはスマートフォンなどで利用可能で、乗り換えや周辺情報を提供する。

JR西・東海と近鉄、京都駅でAI案内システムの実証実験--複数言語対応、スマホとQRコードで

 JR西日本、JR東海、近畿日本鉄道(近鉄)の3社は8月2日、3社が乗り入れる京都駅で8月6日から、「ユーザデバイス操作型(QR読取式)AI案内システム」の共同実証実験を開始すると発表した。

 京都駅の乗降客数が増加傾向にある中、関西・西日本の玄関口としてより安全・安心・快適な駅環境の提供を目指す。

 今回の実証実験では、新幹線八条口の改札外で5時30分~23時45分に稼働する設置システムの画面、もしくは中央改札口などで掲出するポスターに表示されるQRコードをスマートフォンなどで読み込み、画面上で日本語、英語、中国語、韓国語などのさまざまな言語で質問を入力すると、AI案内システムによる案内を受けられる。

 スマホなどで利用できるため、システム設置場所付近が混雑することなく、多くのユーザーが利用できるという。

 対応する案内項目は乗り換えや駅の構内、周辺の案内。文章で案内できない場合やより詳細な案内は、URLへの遷移を案内する。なお、回答は日本語、もしくは英語のみとしている。