「Thunderbird 115」から「Thunderbird 128」への自動更新が開始

AI要約

Thunderbird 115からThunderbird 128への自動更新が開始され、編集部でもアップデートできることを確認している。

新しいThunderbird 128は、Firefox 128をベースとしてデザインが改善され、パフォーマンスが向上している。

最初は自動更新が制限されていたが、問題が解決されて解除されたので、バックアップを取ってアップグレードを検討することが推奨されている。

「Thunderbird 115」から「Thunderbird 128」への自動更新が開始

 「Thunderbird 115」から「Thunderbird 128」への自動更新が開始された。編集部でもv115.13.0からv128.0.1esrへアップデートできることを確認している。

 「Thunderbird 128」は、「Firefox 128」をベースとした「Thunderbird」の新しいメジャーバージョン。「Thunderbird 115」で採用された「Supernova」デザインに磨きをかけたほか、大幅なコードの見直しによりパフォーマンスが向上している。

 一方で、新要素が多く導入されて不具合も予想されることから、リリース当初は「Thunderbird 115」から「Thunderbird 128」への自動更新は制限され、利用には公式サイト「thunderbird.net」からインストーラーをダウンロードする必要があった。

 この制限が解除されたということは、「Thunderbird 128」への移行で大きな問題が起こることはないと開発チームが判断したということだろう。念のためバックアップをとったうえで、アップグレードを検討してほしい。

 なお、「Thunderbird 128」ではシステム要件が変更されているので注意。Windows版の対応OSはWindows 10以降だ。