iPhone SE4とiPhone 17シリーズ、Apple製モデムチップになるかも
Appleが自社開発のモデムチップをiPhoneに採用する可能性が高まっている。
過去のクアルコムとの訴訟やインテルの買収を経て、Appleは自社でのモデム開発を進めてきた。
Apple製モデムの採用により、iPhoneの性能向上や5G通信の高速化、低電力化が期待される。
ウワサのモデムチップ、いよいよ完成間近?
スマートフォンの内部に組み込まれたモデムチップ。4Gや5Gネットワークに接続するために必須なチップとなり、Apple(アップル)のiPhoneもクアルコム(Qualcomm)製のモデムチップが搭載されています。
しかしアナリストの予想によると、今春登場がウワサされるiPhone SE4、そして来年のiPhone 17 Slimから、自社開発のApple製モデムチップを採用するとのこと。ついに…ついに…?
僕がハテナ多めで話しているには理由がありまして、じつは数年前からAppleは自社でモデムチップを開発しているとウワサが聞こえていました。
この舵取りの背景には、モデムチップを作っているクアルコムとの間に訴訟→和解という紆余曲折があります。
この時は5G通信のため、やむなくクアルコムとの契約を継続しましたが、当然ライセンス利用料がかかりますし、チップの供給や開発速度もコントロールできないので、Apple的には自社開発で進めるのがベストなんですよね。
そのため、Appleは2019年にインテルのスマホ向けモデム事業を買収。2020年から自社モデムの開発を進めるも開発が難航しているという話もあり…。でも、ちゃんと作っていたのね!
ではモデムがApple製になったとして、どう変わるのか?ってところですが、多分僕らの体感レベルでは変わらないかなと。
でも、OSからハードまで垂直に繋がっているiPhoneですし、5G通信というネットワークのメインとなる部分が自社チップ化されるとなれば、スペック上の高速化や低電力化は期待していいところかなって思うんです。
そしてiPhone SE4に本当にApple製モデムが搭載されるなら、いち早く試せる端末ってことですよね。これは価値高いかもしれない。
Source: MacRumors, X