最も活用しているポイントは「楽天ポイント」「PayPayポイント」「dポイント」。約6割がポイント経済圏を意識

AI要約

MMD研究所の調査によると、ポイント経済圏を意識してサービスを利用する人が多いことが分かった。

楽天経済圏が最も意識されており、楽天ポイントの利用が特に多いことが示された。

各経済圏ごとにサービス利用を意識する要因が異なることが分かり、多様なポイントサービスが存在していることが明らかになった。

最も活用しているポイントは「楽天ポイント」「PayPayポイント」「dポイント」。約6割がポイント経済圏を意識

MMDLaboが運営するMMD研究所が実施した「2024年7月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」によると、約6割が「経済圏を意識してサービスを利用している」と回答し、最も意識しているポイント経済圏は「楽天経済圏」だった。

予備調査は18歳~69歳の男女2万5000人、本調査は6つの経済圏(ドコモ、au、PayPay、楽天、イオン、Vポイント)のメイン利用ユーザー2500人が対象。期間は2024年7月5日~7月8日。

 

予備調査対象者に現在活用しているポイントと、そのなかで最も活用しているポイントを聞いた。その結果、現在活用しているポイントでは「楽天ポイント」が59.5%で最も多く、次いで「PayPayポイント」が41.0%、「Vポイント」が40.3%だった。

最も活用しているポイントでは「楽天ポイント」が33.7%で最多。「PayPayポイント」が14.5%、「dポイント」が14.2%で続いた。

 

6つの経済圏いずれかを意識しているか聞いたところ、「意識している」が61.5%、「意識していない」が38.5%だった。

ポイント経済圏別に見ると、「意識している」割合が最も多いのは「楽天経済圏」(43.9%)、次いで「PayPay経済圏」(29.8%)「Vポイント経済圏」(26.5%)だった。

■ 最も意識しているポイント経済圏トップは「楽天経済圏」

ポイント経済圏を意識しているユーザーに、最も意識している経済圏を聞いたところ、トップは「楽天経済圏」(43.3%)、次いで「PayPay経済圏」(18.5%)「ドコモ経済圏」(15.8%)だった。

 

ポイント経済圏メインユーザーに、共通ポイントを貯めたり使ったりするためにメイン利用している経済圏を意識し始めるきっかけになったサービスを聞いた。

経済圏別に結果を見ると、「ドコモ経済圏」は「ポイントカード」(23.4%)、「au経済圏」は「モバイル通信」(27.4%)、「PayPay経済圏」は「QR・バーコード決済」(47.0%)、「楽天経済圏」は「ECサイト」(29.0%)、「イオン経済圏」は「電子マネー」(39.2%)、「Vポイント経済圏」は「ポイントカード」(37.6%)がそれぞれトップだった。