アドビが「Adobe Illustrator」「Adobe Photoshop」に新機能を追加 ～画像生成も強化
AdobeはIllustratorとPhotoshopに強力な新機能を追加しました。Illustratorでは寸法ツールやモックアップ、コンテキストタスクバーなどが導入され、生産性向上が可能となりました。Photoshopでは選択ブラシツールや調整ブラシツールが追加され、ワークフロー強化が行われました。
Illustratorには生成塗りつぶしや生成パターンなども搭載され、より創造的な作業が可能となりました。Photoshopではテキスト編集やコンテキストタスクバーに反復作業機能が導入され、クリエイターにとって使いやすさが向上しました。
両ソフトウェアのアップデートにより、クリエイターは複雑な編集やユニークなデザイン作成に取り組むことがより容易になりました。
米Adobeは7月23日（現地時間）、「Adobe Illustrator」と「Adobe Photoshop」に強力な新機能を追加したと発表した。
「Adobe Illustrator」では、プロジェクトに正確なサイズを簡単にプロットできる「寸法ツール」、オブジェクトの曲線やエッジに沿わせてアートを自動的に変形する「モックアップ」、デザインプロセスに関連したメニューを表示できる「コンテキストタスクバー」、長方形なげなわ選択ツールなどの新機能が導入された。さらに、「スタイル参照」や、ベータ版として提供されている「生成塗りつぶし（シェイプ）」、「生成パターン」なども最新の「Adobe Firefly」のベクターモデル（ベータ版）を搭載して強化されている。これにより、生産性の向上と時間短縮が可能となり、クリエイターはより創造的な作業に集中可能だ。
「Adobe Photoshop」では、選択や合成、フィルターの適用を直感的に行える「選択ブラシツール」、画像の一部分に対して非破壊的な調整を行える「調整ブラシツール」が追加された。また、「テキスト」で箇条書きや番号付きリストの作成がより簡単にすばやくできるようになったほか、「コンテキストタスクバー」に反復作業を合理化する機能が導入される。数々のワークフロー強化によりクリエイターは複雑な編集やユニークなデザインの作成が可能だ。
