FitEar、時間を忘れて音楽に没入させるBA+ESTカスタムIEM「IMarge Custom」

AI要約

須山歯研は、7月27日に発売するカスタムIEM「IMarge Custom」は、片側あたりBAドライバー2基と静電型トゥイーター2基を搭載しており、ユニバーサルモデルのカスタムバージョン。

開発者が理想的な音を追求し、時間を忘れるような没入感を表現。ドライバー構成はフラットな特性のフルレンジBAドライバー2基と高域特性のEST2基を組み合わせた設計。

カスタムIEM特有のミドルレッグシェルや音導孔設計の最適化など、快適な装着感と効果的な遮音性を実現。豊富なカラーバリエーションや付属品も充実している。

FitEar、時間を忘れて音楽に没入させるBA+ESTカスタムIEM「IMarge Custom」

須山歯研は、同社FitEarブランドから、片側あたりBAドライバー2基と静電型トゥイーター(EST)2基を搭載するカスタムIEM「IMarge Custom(イマージュ カスタム)」を7月27日(土)に発売する。価格はオープンだが、税込198,000円前後での実売が予想される。

今年3月に発売したユニバーサルモデル「IMarge Universal」のカスタムIEMバージョン。ユニバーサルモデルと同じドライバー構成のまま、カスタムIEMならではの安定した装着性と遮音性が加わることで、さらに音楽に没入できる音と環境を実現するとしている。

同社の若手エンジニアが開発の主体となり、開発者自身が思い描く理想的な音、時を忘れさせるような没入感のある音を追求。モデル名には、時間を忘れさせる没入感(Immersive)、思い描く理想の音(Imagine、Image)、ドライバー同士の自然なクロスオーバー(Merge)、前面に浮かび上がるようなボーカル(Emerge)など、複数の意味が込められているという。

ドライバー構成は、フラットかつワイドレンジな優れた特性を持つフルレンジBAドライバー2基を、高域特性に優れたEST2基でわずかに補う「1プラス1」構成を採用。近年の同ブランド製品に多用されている設計手法で、メインとなるドライバーユニットの特性や魅力を最大限に引き出すアプローチだとしている。

ユニバーサルモデルに搭載されていた、ESTの有効周波数帯域を高域側へシフトさせるホーン型音導孔設計は、カスタムIEM用に最適化した上で継承。内部空間にはカーボンフェルトを充填し、シェルの内部容積の違いによる音への影響を最小限に抑え、遮音性のさらなる向上や、余分な付帯音のないクリーンな低域再生を目指した。

またカスタムIEM特有の設計として、ブランド独自の「ミドルレッグシェル」を採用。一般的なカスタムIEMよりも耳穴に収まる部位がやや短いデザインにより、高い遮音性と快適な装着感の両立を図っている。

シェルの色は12種類、フェイスプレートの色は13種類から選択可能。ケーブルは102 SSC銅導体と3.5mmステレオミニプラグを採用する「FitEar cable 013」が付属し、独自の2ピン端子で着脱が可能。ほか、収納ケース(ペリカン社製1010 Microケース)、ケーブルクリップ、クリーニングブラシなどが同梱する。