三菱 アウトランダーPHEV のスマホ連携ナビ、カメラ映像が表示されない…リコール
AI要約
三菱自動車がアウトランダーPHEVのナビゲーションシステムに関するリコールを国土交通省に届け出た。制御プログラムの不具合によりカメラ映像が表示されないおそれがあり、3万4754台が対象となる。
不具合は市場からの報告で110件発生しているが、事故は起きていない。対策として、ナビゲーションシステムの制御プログラムを対策仕様に書き替える予定。
不具合は後退時のリヤカメラ映像が表示されないことにより、保安基準に適合しなくなる可能性がある。対象車両は2021年12月10日から2024年5月28日に製作されたもの。
三菱自動車は7月18日、SUVの『アウトランダーPHEV』のスマートフォン連携ナビゲーションについて国土交通省にリコールを届け出た。カメラ映像が表示されないおそれがある。
ナビゲーションシステムにおいて、制御プログラムが不適切なため、特定の操作をした場合に液晶画面が黒くなったりフリーズしたりすることがある。そのため、液晶画面に直前直左確認用のカメラ映像が表示されず、保安基準第44条（後写鏡等の基準）に適合しなくなるおそれがある。また、後退時にリヤカメラ映像が表示されず、一部の車両においては保安基準第44条の2（後退時車両直後確認装置）に適合しなくなるおそれがある。
全車両について、ナビゲーションシステムの制御プログラムを対策仕様に書き替える予定だ。
対象車両はアウトランダーPHEVのうち2021年12月10日から2024年5月28日に製作された3万4754台だ。不具合は市場からの報告で発見され、不具合は110件が発生しているが、事故は起きていない。
