NZXTの人気PCケース「H7 Flow」に新バージョン、連結RGBファン搭載モデルなど

AI要約

NZXTのPCケース「H7 Flow」シリーズの新バージョンが登場。RGBファン搭載モデルと通常ファン搭載モデルがあり、それぞれの特徴や価格が紹介されている。

PCケースの特徴として、大型ラジエーターをサポートするエアフローに優れた設計が施されており、高性能なメッシュパネルや様々なファンサポートなどが備わっている。

ケーブル管理システムや各種拡張スロット、ドライブベイの数など、使いやすさや拡張性にも配慮されている。

NZXTの人気PCケース「H7 Flow」に新バージョン、連結RGBファン搭載モデルなど

 高性能メッシュパネルを装備したNZXTのPCケース「H7 Flow」シリーズの新バージョンが登場。RGBファン搭載モデル「H7 Flow RGB」のホワイト(CM-H72FW-R1)/ブラック(CM-H72FB-R1)、通常ファン搭載モデル「H7 Flow」のホワイト(CM-H72FW-01)/ブラック(CM-H72FB-01)が、複数のショップに入荷している。店頭価格はH7 Flow RGBが25,980円、H7 Flowが22,000円。

 ちなみに、前バージョンとは同じ製品名(H7 Flow RGB/H7 Flow)だが、ショップスタッフからは「つくりはかなり違う」「別の製品名にしたほうが良かったのではないか」という声が上がっていた。

■ 大型ラジエーターをサポートするエアフローに優れたPCケース

 H7 Flow RGBとH7 FlowはE-ATX(最大27.7mm)/ATX/microATX/Mini-ITXマザーボードをサポートするPCケース。

 高性能というメッシュパネルを装備し、吸気と排気のエアフローを最大化するほか、ダストフィルターとして役立つとしている。Webサイトでは、フロントで吸気し、トップ・リアで排気する様子が紹介されている。

 H7 Flow RGBは連結タイプの「F360 RGB Core」ファンをフロントに1つ、H7 Flowは120mmの「F120Q」ファンをフロントに3つ、それぞれ装備する。F360 RGB Coreはシングルフレームに3つのファンを搭載し、RGBライティング機能も搭載するというもの。H7 Flow RGBではF360 RGB Coreの「Case Version」を使用しているという。

 H7 Flow RGBのファンサポートは、フロントが120mm×3 / 140mm×3(F360 RGB Core×1を含む)、トップが120mm×3 / 140mm×2、ボトムが120mm×3、リアが120mm×1 / 140mm×1。H7 Flowのファンサポートは、フロントが120mm×3 / 140mm×3(F120Q×3を含む)、トップが120mm×3 / 140mm×2、リアが120mm×1 / 140mm×1。3つの120mmボトムファンをサポートする点について、GPUを直接冷却するためとしている。

 ケーブル管理システムも装備する。幅広チャネル、内蔵フック、ストラップで構成され、配線が簡単になるとしている。

 高さ(フィート含む)は544mm。幅は244mm。奥行きは468mm。重量は11.13kg。拡張スロット数は標準×7。ドライブベイ数は2.5インチ×2+2、3.5インチ×2。ラジエーターサポートはフロントが最大420mm、トップが最大360mm、リアが最大140mm。互換性・クリアランスはCPUクーラーが最高185mm、GPUが最長410mm、電源ユニットが最長200mmなど。

[取材協力:TSUKUMO eX.とツクモパソコン本店とパソコン工房 秋葉原パーツ館とドスパラ秋葉原本店]