サンヒル、クラウド型ワークフローで年1万分の業務時間を削減

AI要約

サンヒルはクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を導入し、年間1万分の業務時間削減とペーパーレス化を実現した。

従業員53人がX-point Cloudを利用し、1800回の申請を行い、承認後のデータも一元管理された。

X-point Cloudの導入によりデジタル化への抵抗感が減少し、DX推進体制が強化されている。

サンヒル、クラウド型ワークフローで年1万分の業務時間を削減

 ベアリングなどを製造・販売するサンヒルは、クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を導入し、年間約1万分の業務時間の削減とペーパーレス化を実現した。エイトレッドが7月16日に発表した。

 サンヒルでは、根強い紙文化がDX推進の妨げとなっていた。紙の申請書は回覧に時間がかかり、意思決定の遅延や処理・保管の煩雑さを招いていた。特に「購入依頼書」は購入金額による最終決裁者の分岐で回付ミスや差し戻しが頻発していた。

 現在、サンヒルでは全従業員53人がX-point Cloudを利用し、年間約1800回の申請を行っている。同製品の条件分岐機能により承認後のデータも一元管理され、処理の手間が大幅に削減された。

 さらに、X-point Cloudの導入をきっかけにデジタル化への抵抗感が減少し、DX推進体制も強化されている。

 エイトレッドが提供するX-point Cloudは、ノーコードでフロー設定が可能なクラウド型ワークフロー製品。直感的な操作と充実したサポート体制により、スムーズなペーパーレス化とデータベース化を実現する。稟議などの申請承認業務の電子化だけでなく、多様な連携機能と検索・集計機能で業務効率化を促進する。

 サンヒルはX-point Cloudについて、役職設定や承認ルートの条件分岐を柔軟に設定できる点や、既存の紙の帳票レイアウトを画面上で簡単に再現できる点を高く評価した。