DeepL、「DeepL API」にキーレベルレポーティング--API使用のより詳細なレポートを生成

AI要約

ドイツに拠点を置き、機械翻訳サービス「DeepL翻訳」を提供するDeepLは、APIキーごとの使用状況を把握する新機能「キーレベルレポーティング」を発表した。

この機能により、APIキーの使用パターンを特定し、今後の使用を最適化できるという。また、CSVレポートを通じて正確なデータを提供し、社内レポートや原価配分プロセスをサポートする。

DeepLは今後も強力で柔軟、安全なAPIを提供し、さらに安全で動的なAPI管理に向けて前進していると述べている。

DeepL、「DeepL API」にキーレベルレポーティング--API使用のより詳細なレポートを生成

 ドイツに拠点を置き、機械翻訳サービス「DeepL翻訳」を提供するDeepLは現地時間7月15日、「DeepL API」においてキーレベルレポーティングを発表した。

 キーレベルレポーティングは、API使用状況をアカウントレベルだけでなく個別のキーごとに把握するためのレポートを生成する。APIキーがどこでどのように使われているかを正確に把握することで、使用パターンを特定し、今後の使用を最適化できるという。

 社内レポートや原価配分プロセスを支援するため、多くのDeepL APIユーザーは正確なデータを必要としていたとDeepLは語り、例えば、財務部門にとって、特定のデータ範囲でCSVレポートをダウンロード可能にする機能は特に有用だとする。データ範囲としては、前日、過去7日、過去30日、当月、前月、最終利用期間、現在の利用期間が含まれる。これらのCSVレポートは、既存のビジネスインテリジェンスツールへの取り込みが簡単で、収集されたデータを分析することを容易にする。

 今回の機能追加は、強力で柔軟、そして安全なAPIを提供するという同社の取り組みの一部だという。APIは特定のニーズに合わせてカスタマイズできる必要があり、そのため、DeepLはこれまで以上に安全で動的なAPI管理に向けて前進していると同社は述べる。