AIoTクラウドのアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」、ダッシュボード機能の追加などを実施

AI要約

シャープの子会社である株式会社AIoTクラウドが発表したアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」のバージョンアップには、ダッシュボード機能の追加などが含まれる。

スリーゼロは、ドライバーのアルコールチェック結果を管理するサービスであり、アップデートでは管理者の業務を支援する新機能が実装される。

さらに、ヒューマンテクノロジーズとの連携や初期設定ガイドの導入など、運転者の負担軽減が図られる。運転日誌の機能改善・拡張も行われた。

AIoTクラウドのアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」、ダッシュボード機能の追加などを実施

 シャープの子会社である株式会社AIoTクラウドは、アルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」を、7月25日にバージョンアップすると発表した。各現場の状況を可視化して管理業務をサポートする「ダッシュボード機能」の追加などを実施するという。

 スリーゼロは、ドライバーのアルコールチェック結果を適切に管理するためのサービス。市販のアルコール検知器で、運転者の酒気帯びの有無をチェックし、スマートフォンアプリ経由で検査結果をクラウドに送信・保管することができる。

 今回のアップデートでは、上位の「プレミアムプラン」において、各現場でのアルコールチェックの実施状況などをわかりやすく可視化し、安全運転管理者の管理業務をサポートする「ダッシュボード機能」を追加した。組織別の酒気帯び検知率や車両ごとの利用時間、運転者ごとの運転時間、運転距離ランキングなどがダッシュボード上で一覧表示されるため、安全運転管理者が運転者の運転業務を簡単にチェック・管理できるようになるという。

 また、ヒューマンテクノロジーズの勤怠管理システム「KING OF TIME」との連携に対応し、スリーゼロを用いてアルコールチェックを行うと、自動でKING OF TIMEの出退勤を記録できるようになる。出勤(業務開始)・退勤(業務終了)時に運転者がスリーゼロでアルコールチェックを実施した時刻が、勤怠システムに自動で打刻されるため、アルコールチェックと勤怠打刻を別々に実施する必要がなくなり、運転者の業務負担を軽減できるとしている。

 このほか、管理ツールを初めて利用する管理者でもの方も迷うことなく『スリーゼロ』を導入できるように、「初期設定ガイド」「その他設定」の操作ガイドを新たに搭載した。管理ツールの画面上に順次表示される吹き出しやハイライトに従って操作を進めることで、管理者や運転者の登録といった初期設定や、通知メール設定などを簡単に行えるとのこと。

 このほか今回は、運転日誌の機能改善・拡張、操作性改善なども実施されている。