インスタ起点でユーザーの8割が検索、5割が商品購入、経路は外部検索→ECが最多【Instagram利用動向調査】

AI要約
Instagramを起点とする検索行動や購買行動に関する調査結果が示すところによると、約80%がInstagramをきっかけに商品の検索行動を起こし、約55%が商品の購入経験があることがわかった。調査は2024年5月に実施され、20~69歳の男女1000人が対象となった。利用頻度や目的、企業アカウントのフォロー状況なども明らかになっている。
インスタ起点でユーザーの8割が検索、5割が商品購入、経路は外部検索→ECが最多【Instagram利用動向調査】

SNSマーケティング支援のホットリンクが実施した「Instagramの利用動向に関する調査」によると、Instagramを起点とする検索行動や購買行動について約80%がInstagramをきっかけに検索行動を起こしており、約55%は商品の購入経験があることがわかった。購入経路は外部サイトで検索し、ECで購入というケースが最も多かった。

ホットリンクの「Instagramの利用動向に関する調査」は、2024年5月23日~27日にインターネット調査で実施。調査対象はInstagramの利用経験がある20~69歳の男女1000人。

■ Instagramの利用頻度

「毎日」が50.6%とダントツでトップ。頻度が多い順に「週に4~6回」12.0%、「週に2~3回」が14.0%、「週に1回」が13.0%となり、9割弱が週に1回以上Instagramと接している。

■ Instagramの利用目的

「芸能人やインフルエンサーなど、知り合いではないアカウントの投稿を見る」との回答が64.8%と最も多かった。「家族や友人など知り合いの投稿を見る」(57.7%)、「趣味や興味のある特定カテゴリーの事柄についての投稿を見る」(50.5%)と続いた。

■ 企業アカウントのフォロー状況

「フォローしている」ユーザーは約61%で、企業アカウントと「DMをしたことがある」ユーザーは約10%。DMの目的は「商品や営業時間、在庫に関する問い合わせ」が9割を占めた。

■ Instagramを起点とする検索行動や購買行動

約80%がInstagramで見つけた商品の詳細情報の検索経験があるようだ。また検索はInstagram内外で行っていることもわかった。

Instagramの投稿がきっかけとなった商品の購入は55.2%のユーザーで経験があることがわかった。購入経路は「後日外部サイトで検索をしてECサイトで購入した」が28.8%と最も多かった。「後日外部サイトで近隣の店舗などを検索をして、店頭で購入」(23.9%)、「Instagramショップやストーリーズのリンク等から、ECサイトに遷移して直接購入」(19.8%)と続いた。Instagramを起点に検索行動を起こし、購買までつながっていることが伺える。