開始直後に休止していたサントリー「自販機宝探しキャンペーン」再開断念 「想定していない方式での集中アクセスも確認」

AI要約

サントリーは7月1日、自販機宝探しキャンペーンを中止することを明らかにした。

アクセス集中や反応の想定不足などが主な要因で、再開の目途が立たないため中止となった。

今後はより良いキャンペーンを検討するとしている。

開始直後に休止していたサントリー「自販機宝探しキャンペーン」再開断念 「想定していない方式での集中アクセスも確認」

 サントリーは7月1日、X(Twitter)で6月18日に開始したのち、アクセス集中などにより一時停止していた「自販機宝探しキャンペーン」を中止することを明らかにした。

 キャンペーンはTouch! SUNTORYが設置されている自動販売機を対象に、6月18日から7月17日の期間、対象自販機に設定されたスマホをかざして初めてタッチした人に、最大100円分のえらべるPayが贈られるというもの。先着順だったことや、対象自動販売機で販売されているサントリー商品を購入しなくても参加できるとあって、キャンペーン開始直後からアクセスが集中。Touch!SUNTORYが利用できない状況となり「システムの安定稼働が確認できるまで一時終了」とアナウンスされていた。

 再開の目途が立ち次第、改めて連絡するとしていたが、「復旧の目処が立たない」ため、中止となった。同社によると、反響の想定が十分でなかったことが主な要因とのことだが、一部の想定していない方式での集中アクセスも確認されており、対応策を検討したが、キャンペーン期間内での有効な対応策が見い出せなかったという。

 「お客様のご期待に沿えない結果となってしまい誠に申し訳ございません。今後は更なる対策を講じ、皆様によりお楽しみいただけるキャンペーンを検討してまいります」(サントリー)