思わぬ発見で薄毛・はげ治療に朗報!? 生物学的ストレス反応止める薬剤見つけた 英大学で研究

AI要約

マンチェスター大学での研究により、薬剤が生物学的ストレス反応を停止し、脱毛症を防ぐ可能性があることが明らかになった。

生物学的ストレス反応は、毛髪の成長プロセスを停止させ、頭皮細胞の死滅を引き起こす可能性がある。

この研究により、脱毛症治療法の可能性が開かれ、次なるステップでは人間での効果を検証することが重要とされている。

思わぬ発見で薄毛・はげ治療に朗報!?  生物学的ストレス反応止める薬剤見つけた 英大学で研究

 薄毛・はげ治療について、このほど朗報が舞い込んだ。英マンチェスター大学で行われている研究で、ある薬剤を毛包でテストしていたところ生物学的ストレス反応により、その成長プロセスが停止することが発見された。

 この反応は感染症に罹患した際に、毛髪といった身体にとって絶対に必要ではない機能を減速させるが、その過程がうまくいかず頭皮の細胞が永久的に死滅する可能性があるという。

 生物学的ストレス反応を薬で止めることで脱毛症を防げる可能性があるとして、研究を指導したタルヴィーン・パーバ博士は話した。

 「このストレス反応は、パターン脱毛を含む多くの脱毛症に関与している可能性があります。この反応をターゲットにすることで、新しい治療法につながるかもしれません」

 「完全に失った人の毛髪を再生させようとしても、おそらくうまくいかないでしょう。しかし、毛髪が失われつつあるのを発見できれば、そのプロセスを止めることができる可能性があります」「私たちの重要な次のステップは、この現象が人々に起こっていることを確認し、それをコントロールできるかどうかを研究することです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)