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「ソフトバンクGは宇宙産業に参入する?」と株主が質問、孫正義氏の回答は
孫正義氏は宇宙産業に関する考えを株主総会で述べた。投資先が衛星やHAPSに投資する可能性を示唆。
宇宙探査よりも地球規模の通信ネットワークや人工知能に焦点を当てる考えを示す。
孫正義氏は直接的なロケット打ち上げはないと述べつつも、地球規模の通信・知恵のインフラ構築に関与する可能性を示唆。
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ソフトバンクグループで代表取締役会長 兼 社長執行役員を務める孫正義氏は6月21日の株主総会で、株主からの質問に応える形で、宇宙産業への関与について考えを述べた。
孫正義氏は宇宙産業への参入について「直接ではないが、我々の投資先が衛星を使った通信やHAPS(成層圏通信プラットフォーム)などに投資していくことはあるかもしれない」と前置きし、次のように述べた。
「それは月に飛びたいとか宇宙ステーションを作りたいとかではなくて、あくまでも地球を覆うような通信のネットワークや、ASI(人類を卓越した人工知能)が実現した際には、その地球を守る意味でいろいろな通信インフラ、知恵のインフラを地球を覆う形で構築するということはあるかもしれないが、直接我々がロケットを飛ばすということはないと思っている」(孫正義)