デジタル認証アプリ導入へ、河野大臣「コストおさえて本人確認、さまざまな場面で使ってほしい」

AI要約

河野太郎デジタル大臣は、デジタル認証アプリの導入について言及。

デジタル認証アプリは、スマートフォンとマイナンバーカードを用いた本人確認仕組みで、オンライン利用を主として想定。

政府は利用の仕組みを用意し、民間でも導入を後押し。利用者・事業者のニーズに合わせて機能追加や改善に取り組む方針。

デジタル認証アプリ導入へ、河野大臣「コストおさえて本人確認、さまざまな場面で使ってほしい」

 河野太郎デジタル大臣は21日、閣議後記者会見で「デジタル認証アプリ」の導入について言及した。

 デジタル認証アプリは、スマートフォンとマイナンバーカードを使った本人確認の仕組み。オンラインでの利用を主として想定しており、行政のみならず一定の審査を経た民間サービスでも導入できる。

 河野大臣は、マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書の活用が進んでいないことを、開発コストが課題になっていたと指摘。政府として利用の仕組みを用意することで、民間での利用を後押しする考えを示した。「リリース後も利用者・事業者のニーズを踏まえて追加の機能開発、改善に取り組んでいく」とした。

 また「本人確認が厳格になる。券面を確認するだけでは偽造されているものもあり、ICチップを読み込むことで利用者も安心して本人確認してもらえる」としたほか「事業者自らソフトウェアを開発する必要がなくなり、コストをおさえて本人確認できる。さまざまな場面で使っていただけたら」と述べた。事業者の利用申込みやGoogle PlayとAppStoreからのダウンロードは来週24日から始まる。