LINEヤフーがコミュニケーションアプリ「LINE」を悪用した詐欺の被害防止へ対策を強化

AI要約

LINEヤフーは、同社のコミュニケーションアプリ「LINE」を悪用した詐欺の被害を防ぐための対策を強化することを発表した。

新たな対応として、注意喚起の表示や通報理由の追加、認証強化など4つの対策を始めることを明らかにした。

対象画面や通報理由の変更など、詐欺撲滅への取り組みを2023年12月から強化しているが、新たな手口に対応するため、今後も継続していく方針である。

LINEヤフーがコミュニケーションアプリ「LINE」を悪用した詐欺の被害防止へ対策を強化

LINEヤフーは、同社のコミュニケーションアプリ「LINE」を悪用した詐欺の被害を防ぐための対策を強化する、と6月13日発表した。LINEでの詐欺の撲滅を目指し、新たに4つの対応を順次始めている。詐欺への対応は2023年12月から強めているが、手口が巧妙化・複雑化する中、新しい対策が必要と判断した。取り組みは今後も継続していく。

新たな対応は(1)特定画面に「LINEを悪用した詐欺にご注意ください」の注意喚起の表示(5月29日から順次)(2)通報時に選択する理由に「なりすまし」「詐欺」の項目を追加(5月28日から)(3)「LINE公式アカウント」のアカウント開設時の認証強化(6月以降)(4)印刷物やデジタルサイネージなどで活用できる注意喚起素材の作成・提供(同)となる。

(1)の対象は、LINE公式アカウントの友だち追加時(未認証アカウントのみの表示)▽友だち以外のユーザーからのグループトーク追加時▽1:1トーク開始時▽アカウントの友だち追加時(プロフィール)▽オープンチャット参加時--の各画面。(2)は、1:1トーク▽グループトーク▽LINE公式アカウント--での通報時に選択する通報理由に加える。