NTT-AT、AIでセキュリティ運用負荷を軽減するサービスを提供

AI要約

NTTアドバンステクノロジは、AI技術を活用した「AIサイバーインシデント分析官サービス」を提供開始。

サービスは台湾のCyCraft技術をベースに日本向けにパッケージ化。EDRからのアラート作業削減やセキュリティ運用支援、高度化を実現。

CyCraftの技術はエンドポイントセンサー情報にAIを適用し、運用者の判断なしに侵入検知を実現。対処作業削減など効果も。

 NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は、AI技術を活用し、セキュリティ運用者の負担を軽減する「AIサイバーインシデント分析官サービス」の提供を開始した。

 同サービスは、台湾のセキュリティベンダーCyCraftの技術をベースに、日本向けにパッケージ化したもの。実績あるAI技術により、EDR(Endpoint Detection and Response)などからの大量アラートのトリアージ作業を削減し、セキュリティ運用の効率化と高度化を支援する。また、リアルタイムの自然言語レポートも提供する。

 CyCraftの技術は、エンドポイントセンサー情報にAI技術を適用することで、ユーザー環境ごとの調整を不要にし、セキュリティ運用者の判断なしに高精度な侵入検知を実現する。これにより、対処の要否判断にかかる作業を削減するという。

 これに加えNTT-ATは、同サービスに導入支援(オプション)、エンドポイント侵入検知、迅速なレポート提示、レポート解説、詳細レポート代行、論理隔離サービスをパッケージ化している。